エンターテインメント・ウェブマガジン
私の理想の主演像、みたいなものはあったんです。とはいえ、そういうことをやる技術も器の大きさもないから、とにかく現場では誰よりも元気でいようという気持ちは大切にしました。そうしたら、現場の空気が上がる瞬間があって、すごくうれしくなったんです。それまでは、「私なんかが…」と思っていたことを、主演にかこつけてやってみたら、みんなも一緒になってくれた。きっと今までも見えていないことがたくさんあったんだろうなって。でもそれも、森ガキ組のスタッフ、キャストの皆さんがいてくれたから。森ガキ組でなければ、こんなに変われなかったと思います。
光石さん、赤間(麻里子)さん、池本(啓太)くんと私が家族で、みんなお芝居で絡むのは初めてだったんですけど、最初から変に意識しなくても、家族の空気がありました。だから、とてもやりやすくて、ずっと楽しかったです。岩松さんや水野さんも、現実的な部分と非現実的な部分がある人物をきちんと成立させていて、さすがだなぁと。あと、熊本の開放的な雰囲気や温かさみたいなものも、作品に流れる空気を作ってくれた気がします。
すごく難しい題材だったと思います。でもお葬式って、何かしらハプニングがあるんですよね。私も小さい頃、おばあちゃんのお葬式で、「去る何月何日、何々様が…」と話しているのを聞いて、「え?猿、猿?どこにいるの?」と言ってしまったことがあります。それを親戚中が白い目で見る中、お母さんだけが苦笑いしている、みたいな…(笑)。
人が亡くなっているんだけど、そうやって笑っちゃうようなことも起きる。それがお葬式だと思うんです。この映画でも、おじいちゃんの遺体の前で光石さんと岩松さんのクスッとさせる場面があって、絶妙な家族の空気感に感動しました。深刻な話ではなく、誰でも「家族ってそうだよな」と感じることができる作品になっています。ライトな面白さと同時に、グッとくる部分もあるすてきな映画なので、たくさんの人に見ていただきたいです!
(取材・文・写真/井上健一)
映画2026年5月8日
-物語は、太吉と気の荒い青年・新左の関係を軸に進みます。序盤、入れ墨をしたヤクザのような格好で太吉の家に乗り込んできた新左は、大けがをして太吉に手術で命を救われたことをきっかけに、生き方が大きく変わっていく。新左役の藤原季節さんとの共演はい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年5月5日
ウォルト・ディズニーが映画化し、アカデミー賞5部門を受賞した映画を原作とした、ミュージカル「メリー・ポピンズ」。現在上演中の日本プロダクションが、5月6日に記念すべき250回公演を迎える。それに先立ち、メリー・ポピンズ役の濱田めぐみと、バ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年5月3日
元BE:FIRSTのメンバーで、朝の連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインの弟役を演じて話題を集めた三山凌輝が、ミュージカル「愛の不時着」でミュージカル初主演を果たす。韓国の財閥令嬢と朝鮮人民軍軍人の国境を超えた愛を描いた本作は、2019年か … 続きを読む
ドラマ2026年4月28日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=木下小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=木下藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。4月26日に放送された第16回「 … 続きを読む
映画2026年4月28日
-アクションシーンは大変でしたか。 アクションを全くやってこなかったんで、それこそスーツアクターの方にいろいろ聞いたりとか、仮面ライダーG6やったらどういう動きをするのかをすり合わせてやらしてもらいました。だからほんまにスーツアクターの方 … 続きを読む