関ジャニ∞大倉忠義、初共演の後輩・高木雄也は「すごい若者」  ドラマ「Dr.DMAT」囲み取材詳報

2014年1月8日 / 17:38

 災害医療をテーマにしたTBSの新連続ドラマ「Dr.DMAT(ドクター・ディーマット)」の制作発表が7日、神奈川県内で行われ、民放連続ドラマで初主演を務める関ジャニ∞の大倉忠義、共演のHey!Say!JUMPの高木雄也が会見後の囲み取材に出席した。

 “10秒迷えば一つの命が消えていく”という極限下の災害現場で、時には救命の優先順位をつけ即興医療を施す災害派遣医療チーム「DMAT」の隊員たちを描く本ドラマ。大倉はトラウマ(心的外傷)を抱えながらも命と向き合い奮闘する医師でDMAT隊員、高木は東京消防庁ハイパーレスキュー隊隊員を演じる。

 

――命を守るDMATにちなみ、ご自身が救いたい、守りたいものはありますか。

 大倉 自分の体ですかね。過酷な現場で3カ月間やっていかなければいけない。使い切りカイロが手放せなかったりします。体を壊さず撮影に臨まなければいけないなと思います。

高木 精神力です。毎日緊張感があって、今年の初夢は「Dr.DMAT」の現場で自分が(せりふを)かみまくるというのを見たぐらい。精神面も強くして頑張りたい。

 

――撮影中、最も過酷だと思ったシーンはどこでしょうか。

大倉 ロケの撮影は、1位を選べないぐらい過酷です。一番最初(のロケ)は三重のトンネルを使わせていただいて、救急車や消防車があってバスが横転していたりとそれだけでリアリティーがありました。気持ちも入りますし、本当の救急隊員やドクターに指導してもらっているのでうそのないドラマになっています。

高木 要救助者の方を担いだりするので、すねなど今までなったことのない部分が筋肉痛になっています。起きると全身なんですけど。カットがかかるまで大人を何人も運んでいます。あと、撮影中ははしご車に乗ってビルの4階ぐらいの高さまで上がったりもします。

 

――災害現場を舞台にしての芝居の難しさはありますか。

大倉 手元の作業と専門用語(のせりふ)をすべて同時にやらなければいけないので難しいです。言いづらいことが多く、(高木が撮影の)初夢に見たと言っていたけれど、本当に見るぐらい(のプレッシャーです)。これからもっと増えていくと思います。

 

――初共演となるお2人のお互いの印象をお聞かせください。

大倉 同じシーンで長いシーンでも別の行動をしているので、(共演部分は)まだ少しぐらいなんです。ドクターはテントの中にいて、(ハイパーレスキュー隊は)もっと過酷な所に行っています。でも撮影前にラジオに来てくれて、2時間ぐらいみっちり話しました。3カ月分ぐらいは話しましたね。

高木 僕はもっと話したいです。

大倉 僕が言うのもなんですが、すごい若者だなと思います。ライブを見に来てくれたり、(共演が)決まった途端にどんどん(そういったことを)やってくれて。遊びに行きたいだろうに、気遣ってくれていい子だなと思います。あとは一緒にご飯に行きたいですね。

高木 本当に今まで絡んだことがなくて、どう接すればいいか全然分かりませんでしたが、現場に入ったら話しやすい方だなと思いました。ぽわんとしていて、怒ったりすることもないんだろうなと思っていたら、撮影に入るとぱっと切り替わる。一度大倉くんが撮影を待っているときに寝ていて、スタッフさんが「大倉くん、本番だよ」と言っているのを見てかわいいなと思いました。

 
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