【軍師官兵衛インタビュー】柴田恭兵、「岡田准一くんは美しい」  官兵衛の父・職隆役

2013年12月24日 / 14:50

 俳優の柴田恭兵が平成26年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に、黒田官兵衛の父・職隆役で出演する。柴田の大河ドラマ出演は「武田信玄」(1988年放送)以来。物語は智力をもって戦い、生涯五十幾度の合戦で一度も負けなかった黒田官兵衛の生涯を描く。職隆は主演・岡田准一演じる官兵衛の父親で、播磨国姫路城主にして小寺家筆頭家老という役どころ。第1回放送から登場する。

 8月27日にスタジオでクランクインし、岩手県での合戦シーンなどのロケを経て再びスタジオでの撮影に臨む柴田に、息子・岡田との共演の印象、職隆への思いや自身の俳優としての心境の変化を語ってもらった。

官兵衛の父・職隆を演じる柴田恭兵

 

――久しぶりの大河ドラマに帰ってきた感触はいかがですか?

  時代劇はどちらかというと、苦手。でも、お話を頂いて、大河ですからその重み、迫力、丁寧さといった手応えのある作品に参加したいなと思いました。久しぶりの時代劇も楽しいかなと思いまして。撮影が始まってだいぶたちますが、この年になってやっと時代劇は面白いと感じています。

 台本がめりはりが利いて分かりやすく、テンポがある。お芝居の仕方にも幅があるのだと感じています。若い時には分かりませんでしたが、若い役者さんと共演していると、昔の自分もきっとこんなふうだったんだろうな、と思うことがあります。時代劇のせりふ回しや所作は難しい。一生懸命“時代劇”をやっているけど“時代劇”っぽくないときもあったり。だからこそ、演じていて面白いです。

 

――黒田職隆という人物についての印象を教えてください。

  スケールの大きい人だったんじゃないかなと思います。とても懐が深く、すてきな人だったと思います。“目薬屋”で、時代を読む力もあったし、現代で言えば“町工場の社長”だったのかもしれません。大企業に飲み込まれるか、なんとか独立して頑張った方がいいのか、そこを読み違えるとあっという間に殺されてしまう時代のような気がしますが、職隆は社員や家族のことを大事に思い、常に会社の行く末を考えていた人だったと思います。

 

――主人公・黒田官兵衛という人物の魅力はどこですか?

  今回は、あえて史実の本はまったく読まず、台本だけですが、いかにあの時代は軍師が大切だったかということが分かります。その意味では官兵衛はとても有能なコンピューターのような役割だったと思います。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

ドラマ「LOST10」脚本・奥寺佐渡子×監督・塚原あゆ子 横浜流星と小栗旬が演じるバディの魅力と制作の舞台裏を語る【インタビュー】

ドラマ2026年10月16日

 横浜流星が主演する金曜ドラマ「LOST10」が、16日22時からTBS系でスタートする。大河ドラマ以来の民放連続ドラマ出演となる横浜が、映画『国宝』の脚本家・奥寺佐渡子と再タッグ。「Nのために」「最愛」などを手掛けた塚原あゆ子監督、新井順 … 続きを読む

磯村勇斗「吉田監督の世界に入れることが楽しみでした」吉田恵輔監督「磯村くんは思考が自分に近い」初顔合わせの舞台裏『mentor』【インタビュー】

映画2026年10月15日

 かつて、花火遊びをきっかけにアパートを全焼させてしまった2人の少年、龍之介(磯村勇斗)と拓海(末澤誠也)が15年ぶりに再会。さらに、その火事で大火傷を負い、妻子を失った被害者・埜本(綾野剛)と交流する中で、2人は運命を狂わせていく…。   … 続きを読む

キタオ・サクライ監督「自分が夢中になってプレーしていた、子どもの頃の高揚感を生かしたいと思いました」『ストリートファイター/ザ・ムービー』【インタビュー】

映画2026年10月15日

 1993年。かつて共に天才格闘家として名をはせたリュウとケンは兄弟のような存在だったが、ある理由から疎遠になっていた。そんな彼らの前に謎の女性格闘家・春麗が現れ、「ワールド・ウォリアートーナメント(世界格闘王決定戦)」の招待状を差し出す。 … 続きを読む

山下幸輝、初めての舞台出演への思い「踏み込んで挑戦しよう」 福田雄一演出のコメディーで「笑わせたい」ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月15日

 山下幸輝が出演する、ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」が、2027年1月からEXシアター有明で上演される。本作は、イギリスの国民的人気コメディ・グループ、モンティ・パイソンの「アーサー王伝説」をベースにした映画『モンティ … 続きを読む

西川美和監督、小八重葵美「子どもたちが本当にみずみずしくて素晴らしいので、ぜひそれを映画館に見に来ていただきたいと思います」『わたしの知らない子どもたち』【インタビュー】

映画2026年10月15日

 戦争で家族と日常を奪われた12歳の少女・琴子は、生き延びるため自らの性別を隠し、少年として生きることを選ぶ。西川美和が原案・脚本・監督を務め、戦後の日本で家族を失い社会からこぼれ落ちた子どもたちを題材に描いた『わたしの知らない子どもたち』 … 続きを読む

page top