【インタビュー】舞台「あおざくら 防衛大学校物語」本郷奏多が語る、漫画原作作品の役作り「原作を一番にリスペクト」

2020年3月20日 / 12:00

-漫画原作の作品の場合はいかがですか。

 大前提として、今、お話ししたような役作りをしますが、それに加えて、原作があるものは、原作を読んでそのイメージに近い雰囲気を作るのが最善だと思うことが多いので、そうしています。漫画原作の場合、オリジナル作品と違って、漫画が好きだから見てみようという方たちがいらっしゃると思うので、僕は絶対にその方たちに向けたアプローチを加えるべきだと思うんです。なので、必ず漫画を読んだり、アニメがある場合にはそれも見て、原作ファンの方たちの思いを理解した上で挑みたいと思いますし、原作を一番にリスペクトしています。

-それはビジュアル的にも?

 ビジュアルも近づけられるならば近づけた方がいいと思うので、できる限りのことはしています。たとえ、どんなにいいお芝居をしていようが、台本が面白かろうが、ビジュアルが全く違ったら、見ている方は混乱して、それがストレスになって見づらくなると思うので。そういう意味で、原作のキャラクターにビジュアルを近づけた方がいいと思います。まあ、今回演じる近藤は(ビジュアル的には)普通の男の子なので、僕と近いと思いますし、(近藤は)「目に輝きがない」と言われているので、このままでいけるなと思っています(笑)。

-最後に、舞台に向けての意気込みを。

 気軽に、楽しんで見ていただける作品になると思うので、気楽な気持ちで来ていただけたらいいなと思います。僕たちは全力で、近藤たちのわちゃわちゃした空気を演じたいと思っていますので、元気を受け取ってもらえたらうれしいです。

(取材・文・写真/嶋田真己)

舞台「あおざくら 防衛大学校物語」 (C)二階堂ヒカル/小学館/舞台「あおざくら 防衛大学校物語」製作委員会

 舞台「あおざくら 防衛大学校物語」は、4月9日~13日、都内・三越劇場、4月17日~19日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演。ドラマ「あおざくら 防衛大学校物語」DVD&Blu-rayは、4月8日発売。
公式サイト aozakura-stage.com

 

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