エンターテインメント・ウェブマガジン
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で、吉田松陰(伊勢谷友介)の主宰する松下村塾に学びながら、貧しい下級武士の一家を支えた入江九一を演じている要潤。ラブロマンスからSFまで幅広い役柄で活躍する要が、松下村塾の四天王の一人に数えられた入江を語る。
入江の書物を読んだり、京都にあるお墓に参ったりしました。キャラクターは史実と台本では違ってくるものなので、台本を読んで役作りをしました。
口数の少ない男で、率先して前に出るよりも一歩引いている感じです。みんなの輪の中に入ってはいるが、静かなたたずまい。左手を隠すしぐさでその感じを表現してみました。現代で言うと、ポケットに手を入れて斜に構えているような感じですね。決して表には出ないんですが、裏で人を動かしていて、みんなもひそかに悩みを相談したりする、みんなの心の支えみたいな存在になればいいかなと思っています。
入江も塾生も純粋で、一歩踏み出せば何かが変わると本気で信じている姿は勉強になるし、見習いたいなと思います。調べてみると、入江は決して裏切らなかったし、意見を変えることもなかった。責任感が強くて家族思いだった。僕もそうありたいと思える人です。
僕も結構アダルトチームに入っているので(笑)、やっぱりみんなを盛り上げていきたいなという責任感があって、待ち時間などに佐藤隆太さんらと一緒に若い人たちに話をしています。僕たち塾生は松陰先生がいないとかじ取りがいなくてどこに行っていいのか分からないような集団なので、そこは変えていこう、自分たちでも考えて行動しようというようなことを話しています。
松陰の分身というよりは、縁の下の力持ちみたいな印象です。決して道しるべではないんですが、僕たちが踏み荒らした道をきれいに整えてくれる。前にはいないけど後ろには絶対いるみたいな存在ですね。
非常に思慮深い方ですね。性格は弟キャラで、人懐っこいです。
全然違う作品なので、まっさらな気持ちで撮影現場に来ました。現場には「龍馬伝」の時のスタッフが何人かいましたし、懐かしさも感じながらやっています。
土佐弁は私の出身の香川の隣なので、違和感なく話せました。長州弁は標準語に近いと感じるところも多いので、苦労しているということはないです。
「全うする」ということじゃないですか。大きなことを成し遂げようとする心意気は、時代は変わっても現代にも伝わるものではないかと思います。
映画2025年7月11日
シリアルキラーの恐怖に包まれた街を舞台に、とある男女の出会いが予測不能な展開へと突き進んでいく様子を、時系列を巧みに交錯させた全6章の構成で描いたスリラー映画『ストレンジ・ダーリン』が7月11日から全国公開される。米映画批評サイトのロッテ … 続きを読む
映画2025年7月10日
2024年の元旦に発生した地震で甚大な被害を受け、さらに8カ月後の豪雨によって2度目の災害に見舞われた能登で、ボランティア活動に参加した宮本亞門監督が、復興支援を目的に製作したショートフィルム北陸能登復興支援映画『生きがい IKIGAI』 … 続きを読む
ドラマ2025年7月7日
トリンドル玲奈が主演するドラマ「レプリカ 元妻の復讐」が、7日23時6分からテレ東系で放送がスタートする。本作は原作・タナカトモ氏、作画・ひらいはっち氏による同名漫画を映像化。整形して別人として生きる主人公・伊藤すみれ(トリンドル)が、人 … 続きを読む
ドラマ2025年7月5日
韓国の百想芸術大賞で作品賞、脚本賞、男性最優秀演技賞の3冠を達成した極上のサスペンス「怪物」。WOWOWが世界で初めてそのリメイクに挑んだ「連続ドラマW 怪物」(全10話)が、7月6日(日)午後10時から放送・配信スタート(第1話・第2話 … 続きを読む
ドラマ2025年7月5日
7月13日(日)にスタートする、松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS 毎週日曜夜9時~9時54分)。原作は富士屋カツヒト氏による連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」 (ゼノンコミックス/コアミックス)。脚本は、「コウノド … 続きを読む