エンターテインメント・ウェブマガジン
NHKで好評放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」。5月31日放送の第二十回でついに、戦国三傑の1人、松平元康(後の徳川家康)役の風間俊介が初登場する。放送に先立ち、風間がコメントを発表した。
「西郷どん」(18)以来2度目の大河ドラマとなる風間は、今回の出演について「『麒麟がくる』の制作が決まったとき、一視聴者としてとても楽しみにしていたのですが、徳川家康役で出演が決まったと聞いて、大変驚きました。大河ドラマへの憧れが強過ぎるせいか、いまだにドキドキして、緊張し続けています」と感想を述べた。
家康と言えば、誰もが知る江戸幕府の開祖。だが風間は「家康は、一つの固定したイメージだけで描かれるわけではなく、作品の視点によって描かれ方が全く異なりますので、とても多面的で面白い人物だと思います。現代から見た家康は、徳川幕府を開いた人物であり、たぬきであり、すごい人というイメージですけど、これはあくまで晩年の家康」と、演者ならではの視点で冷静に分析する。
その上で「今演じている元康は、まだ何者でもないですし、立場が弱い武将ですから、晩年の家康からは逆算して考えないようにしています。晩年の家康に至るまでは何十年もかかりますし、小さい頃からそのイメージのまま、ということはありませんので、皆さんの持っている家康のイメージから、ギャップが出ればいいなと思っています」と語っており、戦国の世の中で成長していく家康をどんなふうに演じてくれるのか、楽しみだ。
さらに、幼少期の家康=竹千代が既に何度か登場していることを踏まえて、「竹千代が僕に変わるということは、他のキャラクターもそれだけ時間を積み重ねてきていますので、『こんなに時間がたったんだ』と、時の流れを感じていただけるのではないかと思います」との言葉も飛び出し、ドラマにさらなる厚みをもたらすことが期待される。
「松平元康が登場するということは、歴史が大きく動く瞬間でもあります。それぞれの武将の勢力図も変わっていきますので、ここからさらに面白くなると思います」と語る風間は、視聴者に対して「家康だけではなく、この時代の大きくうごめく流れが変わる瞬間に、皆さんぜひ一緒に立ち会っていただきたいと思います」と呼び掛けた。
また、自身では「あるかどうか分かりませんが、光秀と一緒に干し柿を食べるシーンをやりたいです(笑)」との願望があるらしく、ぜひその実現を期待したい。
映画2024年11月22日
『六人の嘘つきな大学生』(11月22日公開) 大手エンターテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用の最終選考に残った6人の就活生への課題は「6人でチームを作り、1カ月後のグループディスカッションに臨むこと」だった。 全員での内定獲得 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2024年11月20日
ドラマ・映画・舞台と数多くの作品で活躍する生駒里奈が、ストーリー性のある演劇的な世界観をダンスとJ-POPで作り上げるダンスエンターテインメント集団「梅棒」の最新作、梅棒 19th GIFT「クリス、いってきマス!!!」に出演する。生駒に … 続きを読む
ドラマ2024年11月17日
毎週月曜夜10時からカンテレ・フジテレビ系で放送している、ドラマ「モンスター」。趣里演じる主人公・神波亮子は、“高校3年生で司法試験に合格した”人物で、膨大な知識と弁護士として類いまれなる資質を持つ“モンスター弁護士”という設定。しかし今 … 続きを読む
映画2024年11月15日
韓国発の大ヒットWEBコミックを日本で映画化したサスペンスホラー『他人は地獄だ』が、11月15日から公開された。 地方から上京した青年ユウが暮らし始めたシェアハウス「方舟」。そこで出会ったのは、言葉遣いは丁寧だが、得体のしれない青年キリ … 続きを読む
ドラマ2024年11月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。11月10日に放送された第四十三回「輝きののちに」では、三条天皇(木村達成)の譲位問題を軸に、さまざまな人間模様が繰り広げられた。 病を患い、視力と聴力が衰えた三条天皇に、「お目も見えず、お耳 … 続きを読む