【インタビュー】『二ノ国』新田真剣佑「“命の大切さ”について、改めて考えるいい機会になりました」永野芽郁「色鮮やかな世界観。自分がその世界に行ったら…と想像しながら楽しんでください」

2019年8月21日 / 14:48

 8月23日から全国公開されるアニメーション映画『二ノ国』は、「妖怪ウォッチ」を送り出したレベルファイブの人気ゲーム「二ノ国」の世界観を基に、オリジナルストーリーで展開する青春ファンタジー。現実世界と、命のつながりを持つ魔法の世界「二ノ国」を舞台に繰り広げられる少年たちの壮大な冒険を、色鮮やかな世界観の中に描き出す。豪華キャストが声の出演に名を連ねる本作で、親友のユウ(山崎賢人)と共に冒険を繰り広げる高校生ハル役に起用されたのが新田真剣佑。そして、ハルの幼なじみコトナと二ノ国のエスタバニア王国のお姫様アーシャの二役を演じるのが永野芽郁。アニメーションの声優初挑戦の2人に、その舞台裏や作品の見どころなどを聞いた。

永野芽郁(左)と新田真剣佑

-アニメーションの声優初挑戦の感想を。

新田 今までアニメーションはいろいろ見ていましたが、今回初めて声優をやらせていただき、普段何げなく見ている声優の方々のお仕事がいかに難しいものか、思い知りました。感覚だけでは演じられない、深いお仕事なんだな…と。

永野 すごく難しかったです。普段私たちがやっているお芝居は、周りの風景やセット、自分の体など、いろんなものを使って表現することができますが、声優は声だけで表現しなければいけないので、声の幅がすごく重要。慣れるまで時間がかかりましたが、とてもいい経験になりました。

-永野さんは二役を演じましたが、その点はいかがでしたか。

永野 最初はいろいろ考えました。二役をやるには、声を変えないといけないのかな、とか…。でも、収録のときは、現場で皆さんのアドバイスを聞きながら、自分の中で低くしたり、高くしたり…と変えていった感じです。自分一人では絶対にできなかったと思います。

-監督やスタッフの方からは、どんなアドバイスがありましたか。

永野 細かく指示を頂くというよりも、自分の感情に乗せてやっていく中で、「もうちょっと抑えようか」とか「もうちょっと声を張ろうか」みたいな感じで、アドバイスを頂きました。

新田 自分たちが用意してきたものを一度やってみて、監督から意見を頂いて微調整をしていく…という感じでした。

-新田さんは普段、テレビドラマや映画ではクールな印象がありますが、今回のハルという役は、はつらつとした感じで新鮮でした。

新田 元気な高校生を演じようと思っていたので、テンションを上げるのが大変でした。僕、朝が弱いので…。

永野 朝弱いよね(笑)。

新田 芽郁ちゃんはいつもニコニコしているけど…(笑)。なので、朝からシャワー中、歌ってからスタジオに入ったり、収録の前に飛び跳ねたりして、テンションを上げました。

-永野さんは演じる上で苦労した点などは?

永野 アーシャ姫が二ノ国について説明するせりふを、自分の中に落とし込んで言うまでに少し時間がかかりました。やっぱり、普段私たちが暮らしているのとは違う世界でなじみがない分、どんなことを言っているのか、きちんと理解しないと言葉としてうまく出てこないので…。だから、難しい言葉は意味を調べて、家で読み上げたりしていました。

-お二人はこれまでもドラマなどで共演した経験がありますが、今回改めて共演してみた感想は?

新田 芽郁ちゃんは天使です。太陽です。

永野 やったー!(笑)。

新田 おかげで元気になりました。

永野 会うたびに褒めてくれるので、一緒にいると「ああ、私は女の子なんだ」と思えるんです(笑)。今回は現場で一緒になる機会はありませんでしたが、また今度、お芝居を一緒にできたらいいな…と改めて思いました。

新田 (初めて会ったのは)16歳とか17歳の頃だよね。

永野 高校1年生のときからだもんね…。お互い、少し大人になりました(笑)。

-新田さんが演じるハルは、慎重なユウとは対照的な行動派ですが、ご自身はハルとユウ、どちらに近いでしょうか。

新田 僕はすぐ行動に移すタイプなので、ハルの方が近いと思います。演じているときはあまり意識していませんでしたが、改めて振り返ってみると、ハルだな…と。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「ConChu!」が大昆虫展アンバサダーに就任! ハロプロ研修生から羽化した4匹たちの、その先とは

インタビュー2026年7月31日

 夏休みの人気イベント「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン(R)」のアンバサダーに、杉原明紗(モーニング娘。’26)、長野桃羽(アンジュルム)、西村乙輝(つばきファクトリー)、相馬優芽(ロージークロニクル)による特別ユニット … 続きを読む

瀬戸康史と有村架純が9年ぶりの共演「閉じ込められているものを解き放ってくれる作品になる」 舞台「キュー」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年7月31日

 2019年に「ニムロッド」で芥川賞を受賞した作家・上田岳弘による長編小説を舞台化した「キュー」が11月15日から上演される。本作は、瀬戸康史演じる心療内科医・立花徹と、有村架純演じる高校時代の同級生・渡辺恭子の人生が交差することで、過去・ … 続きを読む

浅野寛介、シェイン・コスギ、ケイン・コスギ「日本のアクションを超えた、世界のアクションをぜひ映画館で体験してほしいです」『四十九-SEEK』【インタビュー】

映画2026年7月30日

 ハリウッドに忍者ブームを巻き起こしたショー・コスギの息子で、ケイン・コスギを兄に持つシェイン・コスギが長編初監督を務め、滅びたとされる忍者をテーマに描いたアクション映画『四十九-SEEK』が、7月31日から公開される。本作で主演・プロデュ … 続きを読む

斎藤工、水上恒司「映像作品としてパンドラの箱を開けるタイミングが来た」【インタビュー】Prime Originalドラマシリーズ『犯罪者』

ドラマ2026年7月27日

 ある無差別殺傷事件が、日本社会の大きく深い闇へとつながっていく。刑事・記者・生存者という“出会うはずのなかった3人”が命を懸けて真相に挑むノンストップ・クライムミステリードラマ『犯罪者』が、Prime Videoで世界独占配信中だ。本作で … 続きを読む

【映画コラム】夏にちなんだ異色ホラーを紹介『オブセッション 災愛』『ユースフル・ゴースト』『だぁれかさんとアソぼ?』

映画2026年7月24日

 今夏は、ただ怖がらせるだけではなく、恋愛や社会風刺、青春ドラマなど異なるジャンルを巧みに掛け合わせた“異色ホラー”が目を引く。恐怖の中に笑いがあり、切なさがあり、現代社会への視線もある。そんな一筋縄ではいかない作品がそろった。  1本目は … 続きを読む

page top