エンターテインメント・ウェブマガジン
ほぼ週刊映画コラム2024年4月25日
『悪は存在しない』(4月26日公開) 自然豊かな高原に位置する長野県水挽町は、東京からもそう遠くないため移住者が増加し、緩やかに発展している。代々その地に暮らす巧(大美賀均)は、娘の花(西川玲)と共に自然のサイクルに合わせたつつましい生活を送っていた・・・続きを読む
インタビュー2024年4月19日
長野県の自然豊かな高原を舞台に、代々つつましい生活を続けてきた住民の、レジャー施設の開発をめぐる生活の変化を描いた『悪は存在しない』が、4月26日から全国公開される。本作で第80回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で銀獅子賞に輝いた濱口竜介監督に話を聞・・・続きを読む
TOPICS2023年5月28日
第76回カンヌ国際映画祭授賞式が現地時間27日に仏カンヌで行われ、コンペティション部門出品作『パーフェクト・デイズ(原題)』に主演した役所広司が男優賞に輝いた。日本人の同賞受賞は、是枝裕和監督作『誰も知らない』(04)の柳楽優弥以来、19年ぶり2人目となった。 ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2022年12月31日
新型コロナウイルスの影響は、いまだ続いているが、映画や映画館を取り巻く環境は、ウィズコロナに伴って、表向きは平静を取り戻しつつある。 そんな中、現代社会が抱えるさまざまな問題を捉えた“小さな映画”が目立った昨年に比べると、今年は、『トップガン マーヴェリ・・・続きを読む
TOPICS2022年4月5日
映画『ドライブ・マイ・カー』凱旋舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の西島秀俊、三浦透子、岡田将生、霧島れいかと濱口竜介監督が登壇した。 村上春樹氏の短編小説集『女のいない男たち』に収録された短編を併せて映画化した本作は、「第94回アカデミー賞・・・続きを読む
コラム2022年3月26日
日本時間3月28日、世界が注目する映画の祭典、第94回アカデミー賞が米ロサンゼルスのハリウッドで開催される。コロナ禍の影響を受け、日程や開催方式が大幅に変更された昨年から状況は改善。会場も恒例のドルビー・シアターとなっており、華やかさが戻ってきそうだ。日本・・・続きを読む
TOPICS2022年2月15日
毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催の「第76回毎日映画コンクール 表彰式」が15日、東京都内で行われ、『護られなかった者たちへ』(瀬々敬久監督)で男優主演賞を受賞した佐藤健ほかが出席した。 本作は、東日本大震災から10年目の仙台を舞台に、不可解な殺人事・・・続きを読む
インタビュー2021年12月12日
「魔法(よりもっと不確か)」「扉は開けたままで」「もう一度」。それぞれが「偶然」と「想像」という共通のテーマを持ちながら、異なる3編の物語で構成された濱口竜介監督初の短編オムニバス映画『偶然と想像』が、12月17日から公開される。本作は、第71回ベルリン国際・・・続きを読む
コラム2021年12月3日
間もなくお正月映画のシーズンが到来。そこで、注目作をまとめてみた。この秋の映画興行はハリウッド映画の完全復活を印象づけたが、お正月のラインアップも負けていない。人気シリーズやテレビドラマの映画化など今冬もブランド名の立った話題作がそろい踏みだ。寒さもコ・・・続きを読む
TOPICS2021年8月20日
映画『ドライブ・マイ・カー』初日舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、出演者の西島秀俊、岡田将生と濱口竜介監督が登壇した。 本作は、村上春樹氏の短編小説集『女のいない男たち』に収録された短編を映画化。西島は愛する妻を突然失った演出家の家福を、岡田は物・・・続きを読む
インタビュー2021年8月19日
舞台俳優で演出家の家福悠介(西島秀俊)は、脚本家の妻・音(霧島れいか)と幸せに暮らしていた。ところが、妻はある秘密を残したまま急死してしまう。2年後、家福は、演劇祭で演出を担当することになった広島で、寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と出会う。村・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2021年8月18日
今回は8月20日に公開される邦画の佳作を2本紹介しよう。 優れたミステリーを見るような面白さがある『ドライブ・マイ・カー』 舞台俳優で演出家の家福(かふく)悠介(西島秀俊)は、脚本家の妻・音(霧島れいか)と幸せに暮らしていた。だが、妻はある秘密を・・・続きを読む