役所広司の短髪ハット姿に、岡田准一「本当にかっこいい」 『蜩ノ記』が「第38回山路ふみ子映画賞」を受賞

2014年10月16日 / 18:25

 (左から)黒澤明監督作品のスクリプターを務めた野上照代さん、小泉堯史監督、役所広司

 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつが16日、東京都内で行われ、出演者の役所広司、岡田准一、堀北真希と小泉堯史監督ほかが出席した。

 さっぱりとした短髪にハットをかぶって登壇した役所は「分かりにくいかもしれませんが役所広司です」とあいさつ。

 それを見た岡田は「役所さんは次の作品に入られるのかと思いますけど、本当にかっこいいですね」と瞳を輝かせ「こうしてたくさんの方に見に来ていただけて、お礼という形でここに立てることをうれしく思っています」と感謝を述べた。

 本作のヒットの要因について問われた役所は「時代劇はなかなかヒットに恵まれるのが難しいという今の時代ですが、丁寧に作っていけば時代劇を好きになってくれるお客さまが増えていくのではないかと思います。やっぱりいいものはいいですよね」と目を細めた。

 岡田も「監督をはじめスタッフの皆さんが育てようとしてくれているのを感じました。日本の文化、心みたいなものが詰まった映画だと思います」とアピールした。

 堀北は「私も歴史的なことや所作を学んでから撮影に入りました。きっと今の私たちの文化に通ずるものもあると思います。若い方にも映画を見て学んでいただけたらと思います」と呼び掛けた。

 また、本作が“日本一早い映画賞”といわれる「第38回山路ふみ子映画賞」を受賞。小泉監督の師匠である黒澤明監督の手法をほうふつさせる演出力を発揮したことなどが評価されての受賞に、役所は「歴史と権威のある賞ですし、この賞にふさわしい映画だと思います。本当にうれしいです」と喜びを語った。


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