エンターテインメント・ウェブマガジン
内博貴と夫婦役を演じる愛原実花
ミュージカル「ザ・オダサク~愛と青春のデカダンス~」の初日公演が19日、神奈川県横浜市で行われ、終演後に出演者の内博貴、愛原実花、演出の錦織一清(少年隊)が取材に応じた。
本作は『夫婦善哉』で有名な大阪出身の作家・織田作之助の半生を描いた青春劇。昨年好評を博した音楽劇「ザ・オダサク」をミュージカル版にバージョンアップして上演する。
昨年に引き続き“オダサク”を演じる内は、前回に比べて成長したところを尋ねられると「自分では分からないけど、ニキさん(錦織)に、ああしてくれ、こうしてくれと言われたときに瞬時に対応できるようになったところがちょっと成長したかな」と語り、照れ笑いを浮かべた。
そんな内について錦織は「今年は歌をすごく楽に歌えている。やっぱり1年をへて自分の気持ちの中で(役を)消化してきたものがあるのかな。今回は僕もあまり口を挟まず内に任せている。よくやってくれました」と褒めた。
また、本作でオダサクの妻を演じる愛原は劇作家・故つかこうへいさんの娘。つかさんとも仕事をした錦織は、愛原を演出したことについて「すごく複雑な気持ち。僕としてはこれを機にお世話になったことに恩返しができれば」と語り、「稽古場でいきなり長いせりふを言ってもらったけど、せりふの入り方の速さにびっくりした。これはDNAだと思った」とエピソードを披露した。
内も「前作よりも二人の夫婦愛というものがより一層出ているのは、愛原さんが持っている天真らんまんさがステージで生きているからだと思う」と語ると、愛原は「ありがとうございます」と頬を赤らめた。
また「夫婦愛を演じるに当たって自身の結婚について考えることは?」と尋ねられた内は「いや~、全然考えないです。むしろ昔の方が結婚願望があったぐらい。そういう思春期みたいなものが過ぎたんじゃないですか」と自己分析した。
一方、昨年秋に一般女性と再婚し、女児が誕生していたことが明らかになった植草克秀について錦織は「人が1回も(結婚)してないのに。実は去年の段階で聞いていた。だけど『まだ言わないでね』って言われて…。これを我慢するのは大変。やっと言えるのでホッとしました」と明かし、「3度目のときはすぐ言ってほしい」と付け加えた。
舞台は19日~29日、神奈川県横浜市のKAAT神奈川芸術劇場、5月2日~6日に京都四條 南座で上演。
ドラマ2025年7月11日
木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月11日
今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月11日
今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。 板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む
ドラマ2025年7月10日
「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。 本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む
ドラマ2025年7月9日
ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。 本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「 … 続きを読む