佐藤浩市「骨太なエンターテインメント作品」 『人類資金』完成報告会見

2013年8月27日 / 15:29

 50億円のレプリカを前に(左から)阪本順治監督、森山未來、佐藤浩市、仲代達矢、福井晴敏氏

 映画『人類資金』の完成報告会見が27日、東京都内で行われ、出演者の佐藤浩市、森山未來、仲代達矢、阪本順治監督、原作者の福井晴敏氏が登壇した。

 本作は、旧日本軍の隠し資産「M資金」を題材に、世界各地でロケを行ったエコノミックサスペンス大作。

 福井氏は「『半沢直樹』がヒットして経済ドラマの流れがきている。この映画もそれに乗って(原作者の)池井戸潤さんに“倍返し”をしたい」とジョークを飛ばした。

 M資金詐欺師を演じた佐藤は「骨太なエンターテインメント作品になっている。観客に向かってストレートを投げ込む姿勢に乗っかって演じようと思った」と語った。

 謎の人物を演じた森山は「見る人の心に響くのか、夢物語だと切り捨てられるのか反応が楽しみ。作り手の熱量が届けばいいと思う」と語った。

 一方、大ベテランの仲代が「長い俳優生活の中でも大企業のトップの役はあまりやったことがなかったので難しかった。監督や原作者の意図に応えられたのかなと思う」と語り、阪本監督の方を見ると、監督は「仲代さんはかつての『華麗なる一族』や『金環蝕』など日本のダークサイドを描いた大作には欠かせない存在の人。ぜひこの映画の中にもいてほしかった」と恐縮していた。

 映画は10月19日から全国ロードショー。


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