エンターテインメント・ウェブマガジン
(C)テレビ東京
企画・監督・脚本、宮藤官九郎氏によるドラマ「季節のない街」(テレビ東京系)の第八話「がんもどき後編」が、24日深夜に放送された。
本作は、黒澤明監督が『どですかでん』(70)として映画化したことでも知られる山本周五郎の同名小説をベースに、舞台となる街を12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある街へと置き換え、現代の物語として再構築。街にやってきた主人公が住人たちの姿に希望を見つけ、人生を再生していく姿を描いていく。(*以下、ネタバレあり)
街での再会以後、再び半助(池松壮亮)との距離が縮まった永田(佐津川愛美)は半助の家に出入りするようになる。街の住人たちは下世話な想像を膨らませるが、半助はたんばさん(ベンガル)に「彼女にはひどいことをしたから復縁はない」と過去を語る。
その頃、退院してすっかり体調のよくなった妙子(広岡由里子)は、銭湯でかつ子(三浦透子)の体のある異変に気付く。かつこが抱える悩みに気付かず、いつも通り明るいオカベ(渡辺大知)のところに現れたかつ子は誰もが予想しない行動に出る。
放送終了後、SNS上には、「かつ子がオカベを刺すという展開は原作そのままだけど、原作より前向きになっていてよかった」「オカベが優し過ぎる。かつこに刺されても被害届を出さず、なおもかつ子をいとおしむ。かつこの声を初めて聞いた。かつ子はオカベを失いたくなくて、あんな行動を起こしたんだね。川べりでハモる2人の姿が尊い」「かつ子がオカベ刺した理由『忘れられるのが怖かった』が、私には『一緒に死にたかった』と聞こえた。つまり不器用故のヤンデレだったのか。刺されても恨まないほど大きなオカベの愛を、きちんと受け取っていたかつ子。つらい思いをしたからこそ、2人には幸せになってほしい」といったコメントが上がった。
また、「泉谷しげるさんの『春夏秋冬』をここで聞けるとは。これでタイトル回収」「『ギター始めたんだ。下手だけど』とぎこちなく歌い出すオカベの『春夏秋冬』が、それまで一言もせりふがなかったかつ子がハモリ出すちょっと前から、黒猫チェルシーとしてのプロの歌唱になった」「『季節のない街』で弾き語る『春夏秋冬』。しみじみ聴き入ってしまった。かつ子がハモってきてうれしくなって聴いていたら、『勝手にハモんないでくれる』ってオカベに言われて謝るかつ子の『ごめんなさい』が以前のようにおどおどしていなくて、そのナチュラルな変化の演じ分けがお見事」など、「春夏秋冬」という曲に関するコメントも多く見られた。
(C)テレビ東京
ドラマ2025年7月2日
ドラマ24「40までにしたい10のこと」の記者会見が東京都内で行われ、出演者の風間俊介と庄司浩平が登場した。 本作は、BLジャンルで活躍中の漫画家・マミタ氏の人気漫画が原作。10年以上恋人なし、会社と家を往復するだけの毎日を送るアラフォ … 続きを読む
イベント2025年7月1日
俳優の伊藤沙莉が6月30日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)に登場した。びしょぬれ必至の夏イベント「NO LIMIT!クール・サマー」の開幕セレモニーでウォーターシューターを手に来場者と水を噴射しあい、「びちょびちょにな … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年6月30日
今年の夏も記録的な猛暑が続く予報。暑い夏を少しでも涼しく過ごすのに最適なイベントがやってくる。 近年、YouTubeや配信番組などが多数制作されるなど、ブームを⾒せている“怪談”。今回、その“怪談”をテーマにした⼤型リアルイベント「To … 続きを読む
ドラマ2025年6月30日
火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(カンテレ・フジテレビ系・7月1日より毎週火曜よる11時放送)の取材会が行われ、出演者の本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴がドラマの見どころを語った。 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年6月28日
手塚治虫の不朽の名作を演出・栗山民也、主演・坂本昌行で贈るミュージカル「ブラック・ジャック」が、6月28日(土)に東京・文京区のIMM THEATERで開幕。初日前日の27日(金)にフォトコールと取材会が行われた。 1973年「週刊少年 … 続きを読む