中村勘九郎、8歳役に挑戦も「40才の私は不安しかない」 上田久美子、宝塚退団後初の書き下ろし戯曲が朗読劇に

2022年4月26日 / 15:05

主演の中村勘九郎 (C)エンタメOVO

 スペクタクルリーディング「バイオーム」制作発表会見が26日、東京都内で行われ、出演者の中村勘九郎、花總まり、古川雄大、脚本の上田久美子氏、演出の一色隆司氏ほかが登場した。

 本作は、宝塚歌劇団の座付き作・演出家として数々の名作を手掛けてきた上田氏が、退団後、初めて宝塚歌劇以外の脚本を担当する朗読劇。

 代々続く政治家の家の庭先を舞台に、力を持つことに腐心する人間たちの姿を、庭に植えられた植物たちが見守る不思議な物語。

 主人公の少年ルイと、ルイの家で働く家政婦の孫娘ケイの二役を演じる勘九郎は「豪華な皆さまとご一緒できて幸せですし、ワクワクしています。ルイとケイは8歳の男の子と女の子。40才の私が演じるとどうなるのかなという不安しかないんですけど、遠い昔に置き忘れてしまった純粋な心を、本番までに取り戻してやりたいです」と意気込みを語った。

 上田氏は「今回、宝塚以外での脚本を初めて書かせていただくということで、お題は自由だったので、今の社会や世界から自分が受け取ったことを、即興的に形にしたいなと思いました。植物の世界と人間の世界が二層に重なっている不思議な内容になってしまったのですが、すてきな作品に仕上がることを期待しています」と話した。

 上田氏の脚本を読んだ感想を聞かれた勘九郎は「ヒリヒリしました。今の世の中にパンチを与えるような作品だなと思います。植物とか大地とか地球…というので、難しいかなと思うんですけど、お説教くさくなく、お客さまが何かを感じて持ち帰っていただける本だなと思います」とコメントした。

 舞台は6月8日~12日 都内・東京建物Brillia HALLで上演(※ライブ配信あり)。

スペクタクルリーディング「バイオーム」制作発表会見に登場した面々 (C)エンタメOVO

 


芸能ニュースNEWS

「ザ・ロイヤルファミリー」「ドラマは続くけど山王耕造(佐藤浩市)ロスが大き過ぎる」「これはそれぞれの継承の物語なんだね」

ドラマ2025年11月24日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第7話が、23日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“眞希”恒松祐里がついに警察と接触 “巧巳”橋本将生は「完全に闇堕ちしてる」「怖くて心配」

ドラマ2025年11月24日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第8話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」“黒服2人の逃走犯”は「カンタロー!? 今國!?」 「トヨは犯人側のはず」「ターボーが一番怪しい」

ドラマ2025年11月24日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第7話が、22日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、かつて鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

Willfriends

page top