続けて「審査委員一同、今回(コンペティション部門の)14本の映画を見るのですが、私のおなかのなかには30週の赤ちゃんが入っておりますので、非常にいい胎教になるのではないかと思います」と、第2子を妊娠中であることを発表。観客からは温かい拍手が送られた。
セレモニーには、オープニング作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』を手掛けた山田洋次監督をはじめ、出演者の倍賞千恵子、後藤久美子、吉岡秀隆、前田吟、夏木マリ、浅丘ルリ子も登壇した。
山田監督は「こんなに華やかなフェスティバルになるとは思っていなかった。びっくりしました。(レッドカーペットを歩いて)かなりくたびれました」と苦笑交じりに語った。
倍賞は「今もどこかでお兄ちゃんが見てくれているのかな…と感じています」と寅さん役の渥美清に思いをはせた。