吉岡秀隆「たたりより愛が勝った」 村上虹郎、スケキヨと混同する人々に注意を喚起

2019年8月26日 / 18:15

吉岡秀隆(左)と村上虹郎

 スーパープレミアム「八つ墓村」試写会が26日、東京都内で行われ、金田一耕助役の吉岡秀隆と、事件に巻き込まれる青年・井川辰弥役の村上虹郎が登壇した。

 昭和24年に発表され、横溝正史作品としては最多9回の映像化を誇る本作は、血塗られた伝説とたたりにまつわる恐怖の連続殺人が起こる八つ墓村で、金田一が事件の謎を追うホラーミステリー。

 「悪魔が来りて笛を吹く」(2018年)に続いて金田一役を務める吉岡は「令和一発目、今までの作品とは違って、呪いやたたりより愛が勝ったなぁと思いました」と、自信をのぞかせた。

 さらに、「前回は倍賞美津子さん(演じるせつ子)の『おまえの仕事は人に生きる訳を探してやることだろう』というせりふが、金田一を演じる上でのテーマでした。今回、たくさんの方が亡くなりましたけど、最後にそれを見つけてあげることもできたのかな」と役を全うした充実感ものぞかせた。

 撮影は本物の洞窟の中でも行われ、閉所・暗所恐怖症の吉岡は「暗くて、携帯電話も圏外で、恐怖を覚えました」と吐露。そんな中、渥美清が金田一を演じた映画『八つ墓村』(77年)の幼少期の辰弥役でデビューをしたこともあり、洞窟に入る前に気持ちを落ち着かせるため、また同じ役を演じるということで、「(村上と)契りのたばこを吸いました」と明かし、会場の笑いを誘った。

 村上は、前作に父・村上淳が出演したため、「『悪魔が来りて~』に続いて、村上をダブル起用していただいてありがとうございます」と謝辞を述べ、「ほとんど日本の伝統芸的作品で、そうそうたる先輩方がやられた作品に出られて光栄です。そして、吉岡さんと共演できてうれしかったです」と喜んだ。

 だが、撮影の話を周りの人たちにすると「スケキヨでしょ!」と言われたことを挙げ、「それは『犬神(家の一族)』なんですよね」と注意を促しつつ、「だから、(本作を見ることで)改めて皆さんに認識してもらえればなぁと思います」と期待を口にした。

 ドラマはBSプレミアムで10月12日午後9時~10時59分に放送。


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