映画『コンフィデンスマンJP』ワールドプレミアが8日、東京都内で行われ、出演者の長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙、竹内結子、三浦春馬、江口洋介ほかが登壇した。
今年2月に俳優の中林大樹と結婚後、初の公の場となった竹内は、去り際に報道陣から祝福の言葉を掛けられると「は~い」と幸せいっぱいの笑顔。手を振りながら会場を後にした。
本作は、2018年放送の“月9ドラマ”「コンフィデンスマンJP」の劇場版。ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)ら信用詐欺師たちが、奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る痛快エンターテインメント。
今回、ダー子たちのターゲットとなる香港マフィアの女帝ラン・リウを演じた竹内は「ドラマも見ていましたし、その世界に自分がなじめるのか心配でしたが、とにかく台本が面白くて。一緒に自分もその世界に入れることがうれしかったし、楽しかったです」と参加の喜びを語った。
一方で、香港ロケでは「暑気あたり」を起こしたことを告白。「せっかく(長澤)まさみちゃんが『ご飯行きましょ』と誘ってくれたのに、暑さでぐったりしちゃって。皆さんいろいろ行かれたみたいで、ちょっと惜しいことをしたな…」と悔しがっていた。
映画版は「ロマンス編」と銘打たれ、ダー子の恋模様も描かれる。そのお相手・ジェシーを演じた三浦は「これでもか!というぐらい甘い演技を監督に要求され、そのプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも頑張りました」と奮闘を振り返った。長澤も「初日に春馬くんと会った時は、もうまぶしくて。いまだかつてこの作品にこんなまぶしい人がいただろうか。目が開けづらかったです」と三浦の輝きを絶賛。これを聞いた小手と東出が「ちょっと!」と不満をぶつけると、小日向も「どうせ(俺らは)しょぼいよね」と自虐気味に話し、笑わせた。
映画は5月17日公開。