菅田将暉、ヤン・イクチュンからの“愛の告白”に笑顔 「事務所を通じて皆さんに報告できれば」

2017年10月7日 / 18:41

 映画『あゝ、荒野 前篇』の初日舞台あいさつが7日、東京都内で行われ、出演者の菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、山田裕貴、木村多江、高橋和也、ユースケ・サンタマリア、岸善幸監督が登壇した。

 本作は、寺山修司が遺した唯一の長編小説『あゝ、荒野』の舞台を現代に置き換えて大胆に再構築し、映画化したもの。

 ふとしたきっかけで出会った新次(菅田)と“バリカン”こと建二(ヤン)は、見た目も性格も対照的。孤独な2人は、ともにプロボクサーを目指すようになるが、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。

 前篇、後篇、合わせて約5時間の超大作。「こんなに長尺になると思ってもみなかったか?」という質問に「イエス」と答えたヤンは「最初は1本の映画だと思っていた。2本に分かれることを撮影の途中で知りました」と告白した。

 これに対して菅田は「3カ月撮影していたのに、誰か教えてあげてよ!」と突っ込みを入れつつ「しかも、大分カットしている。監督が編集大好きな人なので成立した映画。全部で実際は70時間撮ったんです」と舞台裏を明かした。

 ユースケも「(残りの)65時間、どこにいったんだ。もったいないな!」とボヤいて笑わせたが、ヤンは「でも仮に500分の長尺だったとしても飽きることのない映画だと思う」と胸を張り、観客の拍手を浴びた。

 また「真っすぐで感情を思い切りぶつける新次と、奥手だけど内なる熱さを持つバリカン。恋愛相手としてどちらがタイプか?」という質問も。

 「バリカン」を選んだ菅田は「同じように、人にだまされたり、追い詰められたりするなかで、人を(暴力で)傷つけることで解決してきたのが新次で、バリカンは自分が我慢することで解決してきた人間。自分のそばにいるのが、どっちがいいかなと考えたらバリカンかな」と答えた。

 一方、特に理由を挙げないまま、菅田の演じた「新次」を選んだヤンは、劇中のシャワーシーンに触れ「僕が菅田くんをたくさん触りました。好きです」とうれしそうに“愛”を打ち明けた。

 会場が沸く中、ユースケが「ある種のカミングアウト?」とちゃかすと、菅田も「後日、事務所を通じて皆さんに報告できれば」と悪ノリして笑いを誘った。

(左から)岸善幸監督、木村多江、ユースケ・サンタマリア、ヤン・イクチュン、菅田将暉、木下あかり、高橋和也、山田裕貴


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