舞台「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」の初日公演が3日、東京都内の帝国劇場で行われ、公演前に出演者の玉森裕太、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、佐藤勝利(Sexy Zone)、内博貴、東山紀之ほかが囲み取材に応じた。
ジャニー喜多川氏が、2012年初演の「ジャニーズ・ワールド」シリーズに続き、帝劇作品では4年ぶりの新作として贈る本作。今回は「全員主役」を掲げ、80人近い出演者がそれぞれ新しい見せ場を演じる。
第1幕は過去、第3幕は未来がテーマとアナウンスされた本作。ベールに包まれていた第2幕は、さまざまなサプライズが用意されており、初日のこの日は、東山が特別出演者として登場。直前の公開稽古では、玉森、藤ヶ谷らと共に「仮面舞踏会」でキレキレのダンスを披露した。
東山は「今回は、ジャニーさんに『初日にユー出ちゃいなよ』と言葉を頂いて、じゃあ出ちゃおうかな、久しぶりに“ジャニーさん孝行”をしようかなと思って」と出演の経緯を説明した。
舞台については「2020年の東京五輪に向けてのメッセージもあり、本当にジャニーさんらしい、未来を感じさせてくれる素晴らしいものになっています」とアピールした。
後輩たちとのノリノリの共演については「やっぱり僕もこの曲でデビューしましたし、気持ちは(みんなと)同じつもりで舞台に立っていました」と語った。リポーターから「“エクスタシー”の部分も負けていなかった」と賞賛されると、「ずっと感じっぱなしでした」と笑わせた。
一方、一緒に踊った玉森が「こんな機会は滅多にないので緊張しました」と率直な思いを語れば、佐藤も「客席の最前列で見たんですが、“入り方”から“はけ方”まで、本当に一つ一つの動きが、(観客に)見られているのを意識されていて、とても勉強になりました」と語った。
同シーンには「僕だけ出ていないんですよね」と残念がりながら「ぜひ今度は僕を使ってください」とアピールする佐藤に、東山は「いや、僕がSexyZoneに入ります」と冗談で応じた。
このほか、ジャニーズの舞台は久々という藤ヶ谷は「Jr.の子も含めてすごくスキルが高いので、刺激をもらいました。たま(玉森)は、帝国劇場は今年2回目ということで、いろいろとアドバイスをもらいました」とコメント。玉森も、「『(1日2公演ある日は)1公演目と2公演目の間の過ごし方がちょっと分からない』とか言うので、ご飯を食べるタイミングとか(を教えました)」とやり取りを明かして、笑わせた。