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2017年3月4日に全国ロードショーとなる、佐藤勝利(Sexy Zone)と橋本環奈のW主演映画『ハルチカ』。この追加キャストとして小出恵介の出演が発表され、ティザービジュアルと特報が公式ホームページにて公開された。
本作は、幼なじみの男女が吹奏楽を通して気持ちを繋げていく純愛ストーリー。今作で映画初主演を果たす佐藤勝利が演じるのは、気が優しくちょっと頼りないけど頭脳明晰にしてホルン奏者というモテ系美男子高校生・ハルタ。そんなハルタと幼なじみで、少し気は強いがまっすぐで明るいフルート初心者の女子高生・チカを、橋本環奈が演じる。
追加キャストとして発表された小出恵介が演じるのは、かつては将来を嘱望された指揮者だったという過去をもちながら、ハルタとチカが通う清水北高校に音楽教師として赴任し、吹奏楽部の顧問となる草壁信二郎。物語の中でとても重要な役割を果たす役どころとなるため、吹奏楽部生徒に負けず、小出恵介も今回プロの指導のもと指揮の特訓をしてきたという。
劇場用のティザービジュアルは、今回公開されたものとは少し異なり、楽譜が散りばめられた校庭の芝生の上で、イヤホンを片耳ずつはめて仲良く音楽を聴きながら見つめ合う、ハルタとチカの爽やかな姿が。「恋じゃない。けど――友達より、トクベツ」というキャッチコピーと、二人の照れ微笑む柔らかい表情から、幼なじみ同士の淡い初恋の気配を感じることができる。
また、特報映像では、弱気で泣き虫のハルタと、気が強くて負けず嫌いなチカという、性格が正反対の幼なじみ二人が成長していく姿を映し出す。お互いが直面する試練を乗り越えていく中で、勇気を出してチカの力になろうとするハルタと、いつしか頼りなかったはずのハルタを頼もしく感じるチカの“トクベツ”な存在としてお互いを意識する気持ちが、映像の中で重なり合う二人の声と一緒になって伝わってくる映像に仕上がった。
◎初野晴(原作者)- コメント
高校生を題材にした小説を書くとき、ノスタルジーと成長以外の何があるのかを意識して書きます。それを踏まえたうえで、市井監督との初顔合わせのとき、「ハルタとチカと草壁先生が出ていれば何をやってもいいです。その代わり原作者と原作のファンに映画の尺に合った完全新作を見せてください」とお願いしました。
劇場版では原作になかったチカの挫折とリカバーが描かれます。そのリカバーに映画ならではの面白さが詰まっています。監督の作家性が色濃く出ているシーンも多々あり、スクリーンに登場する高校生たちは地面から数ミリ浮遊して生きていました。完全新作のハルチカ、ご期待ください。
◎市井昌秀(脚本・監督)- コメント
原作がもつ数ある魅力的な要素から、<心に痛みを持つ人たちがそれぞれの居場所を取り戻す>という要素に焦点を当てることで登場人物を丁寧に描き、吹奏楽のもつ意味を重ねながら、オリジナルストーリーとして生まれ変わらせました。もう一つの「ハルチカ」が一人でも多くの皆様の心に届くことを切に願っております。
◎映画『ハルチカ』
2017年3月4日(土)全国ロードショー
原作:『ハルチカ』シリーズ 初野晴・著(角川文庫)
監督:市井昌秀
出演:佐藤勝利(Sexy Zone)、橋本環奈、恒松祐里、清水尋也、前田航基、平岡拓真、上白石萌歌、二階堂姫瑠
製作・配給:KADOKAWA/(C)2017「ハルチカ」製作委員会
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