『母と暮せば』チームが二宮和也の受賞に大喜び 黒木華「二宮さんはけん玉がすごくお上手で…」

2016年3月5日 / 12:42

『母と暮せば』で最優秀助演女優賞を受賞した黒木華

 「第39回 日本アカデミー賞」授賞式が4日、東京都内で行われ、『母と暮せば』に出演した二宮和也が最優秀主演男優賞、黒木華が最優秀助演女優賞、吉永小百合が優秀主演女優賞をそれぞれ受賞した。

 司会の西田敏行は黒木について「とても柔らかく優しくて、木綿の肌触りのような感じがする。日本の風土が生み出した女優さんだなと思う。大好きです」と絶賛した。

 昨年も『小さいおうち』で同賞を受賞した黒木は「同じ賞で2回もこの場に立てるとは思っていなかった。これからも地道に精進していきたいと思います」と喜びを語った。

 撮影中のエピソードとして黒木が「(二宮は)けん玉がすごくお上手で、一つ技を決めるたびにできたよという顔をしてくれるところが(ほほ笑ましくて)。初めてだったので緊張していたけど打ち解けることができました」と振り返ると、二宮は「現場の隅っこで(山田洋次)監督に隠れてやっていたので、まさかここでばらされるとは」と苦笑した。

 一方、寝返りを打った際にベッドから転落し、頸椎(けいつい)を亜脱臼した西田はいすに座ったままで司会を務めていたが、優秀主演女優賞を受賞した吉永は左手をギプスで固定した着物姿で登場し「西やんが痛んでらっしゃるので私も一緒に痛みを分かち合いたいと思って。滑って転んで手首を骨折したんです」と明かした。

 吉永は、今回は息子役の二宮の幼少時代の写真を5枚借りて役づくりに励んだといい、「撮影中も時々ひゅっと現れてにこっと笑って、男性だけどフェアリーのように感じました」と語り、ほほ笑んだ。

 最優秀主演男優賞で二宮の名前が呼ばれた際、『母と暮せば』チームが集まったテーブルでは「小百合さんには手の痛みが飛んじゃうぐらい喜んでいただきまして、黙って座っていた山田監督も名前を呼ばれた時はすぐに立ち上がって喜んでくれました」と明かした二宮は「この後キャストのみんなで飲みに行くので祝ってもらおうかな。(賞を)頂いたことが奇跡にならないよう、これからも一つ一つ頑張っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top