本木雅弘、樹木希林に「長生きして」 “困ったときの義母頼み”を明かす

2016年3月5日 / 12:24

『日本のいちばん長い日』で最優秀助演男優賞を受賞した本木雅弘

 「第39回 日本アカデミー賞」授賞式が4日、東京都内で行われ、『日本のいちばん長い日』に出演した本木雅弘が最優秀助演男優賞を受賞した。

 同作で、終戦に向けて苦悩する昭和天皇を演じた本木は、「原田(眞人)監督からオファーを頂いて、そのささやかな入り口からこんなに“ありがたいこと”が起こるとは想像もしていなかった」と感謝のスピーチを。

 役を演じるに当たっては「相当プレッシャーがあった。失敗したらこの先(自分は)どうなるのかな…とも考えた。ただ、急なオファーだったので逆に飛び込めたのかもしれません」と振り返った。

 本木は、原発の設計士を演じた『天空の蜂』でも優秀助演男優賞を受賞した。役づくりについては「両作品とももがきあがいた。ちょっと詰めが甘かったかなと正直心配している部分が残っているけど、なんとかやり切ることができた。これからも新たな出会いを大切に、うまく時代の風をつかみながら楽しんでお芝居をしていけたら」と語った。

 また、最優秀賞の発表前には壇上で義母である樹木希林とのエピソードも披露する一幕も。この日は『あん』で優秀主演女優賞を受賞した樹木も来場しており、司会の西田敏行から「お義母さんはいつも(本木の)作品をご覧になっているの?」と尋ねられた本木は「今回は2作品とも出演前に悩んでいたので、先にお伺いを立てました」と説明。

 「樹木さんの助言というのは、自分にとっては正直“苦しい時の義母頼み”で、神ぐらいの力がある。深く(判断の)理由を語ったりはしないけど、常に救いになるので(自分には)なくてはならない存在」と明かし、「ですので、まだまだ長生きしていただきたい」と笑顔で壇上から呼び掛けた。

 これに対して樹木は、「とにかく(本木は)一家の主で生活が懸かっているので、仕事をしてもらわないと(困る)。黙っていると何年も(出演)しないので、すごく不安がありました。…ということです」とあっさり返して笑いを誘った。


芸能ニュースNEWS

「ザ・ロイヤルファミリー」「ドラマは続くけど山王耕造(佐藤浩市)ロスが大き過ぎる」「これはそれぞれの継承の物語なんだね」

ドラマ2025年11月24日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第7話が、23日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“眞希”恒松祐里がついに警察と接触 “巧巳”橋本将生は「完全に闇堕ちしてる」「怖くて心配」

ドラマ2025年11月24日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第8話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」“黒服2人の逃走犯”は「カンタロー!? 今國!?」 「トヨは犯人側のはず」「ターボーが一番怪しい」

ドラマ2025年11月24日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第7話が、22日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、かつて鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

Willfriends

page top