尾野真千子、鈴木保奈美と初共演 「幸せを感じています」

2013年11月12日 / 15:59

 鈴木保奈美(左)と尾野真千子

 NHK土曜ドラマ「足尾から来た女」取材会が12日、東京都内で行われ、出演者の尾野真千子、柄本明、鈴木保奈美、北村有起哉が出席した。

 明治末、足尾銅山の鉱毒で田畑を汚染された栃木県谷中村の娘・新田サチ(尾野)が田中正造(柄本)の仲介で社会活動家・福田英子(鈴木)宅に家政婦として派遣され、一人の女性として、多彩な人物との交流を経て成長する姿を描く。

 本作で、顔に泥を塗るメークを施すなど、体当たりで主人公・サチ役に挑む尾野は「政治などはあまり知らずに、ただ身の回りで起きたことだけを信じてやってきた女の子」と役どころを紹介。また、撮影での苦労を問われると「大変なのは栃木弁。ちょっと語尾が上がるのが微妙で難しい。方言指導の方と相談しながらやってます」と明かし、ワンフレーズを披露した。

 また、鈴木と初共演となる尾野は、鈴木の印象を聞かれると「それ一番難しい質問。何を言うのよ」と報道陣に笑いながら「ミーハーな答えですけど、保奈美さんは本当に小さいころから見させていただいているので、“あの人に会えるんだ”とうれしかった。こうして同じ作品で、気持ちよく楽しく役に成り切って芝居ができていることに、本当に幸せを感じています」と語った。

 一方の鈴木は「尾野先輩についてですか…」と冗談めかしながらも「大地にしっかり仁王立ちをしている方で、“5歳児から45歳まで”みたいな方。実際の年齢を聞いて『ウソでしょ?』って言ったんですけど。年齢不詳のところもあり、非常に器の大きい方なので、全然お世辞じゃなく尾野さんについて行かせていただいてます」と語った。

 ドラマは、2014年1月18日、25日、午後9時~10時13分、土曜2週連続で放送。


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