エンターテインメント・ウェブマガジン
EXILEのAKIRA主演で、“産業スパイ”をテーマにした話題のドラマ「ハニー・トラップ」に出演中の女優・音月桂。宝塚歌劇団のトップスターとして活躍するも、昨年惜しまれつつ退団し、新たな人生のスタートを切った。「映像の世界では新人である」と謙虚に女優という仕事に向かう彼女だが、舞台で観客を魅了してきたその存在感はドラマの中でもひときわ輝きを放っている。質問の一つ一つに丁寧に、笑顔で答えてくれる彼女には、まさに“女性が憧れる女性像”を感じた。
頭の回転が速く、キレる女性な気がします。私自身は、推理小説などを読んでいても見破ることができずに、トラップにまんまと引っ掛かってしまうタイプなんですが、塔子は自分のフィルターみたいなものを持っていて、どんな状況でも相手をちゃんと見極めている強さを感じます。小澤征悦さん演じる上司の穂積との間にも過去に何かあったのかな、などいろいろと考えながら演じています。
人に対して、打ち解けるまで慎重なところは似ているかもしれません。初めて会った人でも、話し掛けてすぐに仲良くなれるタイプなんですが、無意識にどこか距離を測っているところがある気がします。
まだごあいさつさせていただいたぐらいで、深くはお話しできていないんですが、「GTO」(フジテレビ系)のスペシャル版に出演させていただいて以来の共演なので、また一緒にお芝居できるのをすごく楽しみにしています。AKIRAさんとは事務所も同じなんですが、普段お会いする雰囲気と現場で役に入られているときでは、また印象が違うと思うので、いろいろお話を伺ってみたいですね。AKIRAさんが悠一という役に入り込み過ぎて、どんどん陰になっちゃってないかな、周りの人の言葉が信じられない!みたいになっちゃわないのかな、とかいろいろ考えちゃいます。お会いしたら、いつもどれくらい役が抜けきらないのかとか、普段の生活に支障がないかとか、聞いてみたいですね(笑)。
それいいですね(笑)。やりたいです! 日本の女優さんだとアクションをされる方って少ないですからね。そういうのができたらいいですね。誰にお願いすればいいんだろう(笑)? 舞台で鍛えた筋肉で、男性に負けない女性像をお届けできるかもしれない(笑)。
初めて共演させていただくので緊張して現場へ行ったんですが、すごく気さくで楽しい方です。私が緊張しているのを察してくださり、冗談を言って笑わせてくれたりして、本当に助けられています。変に気負わずに撮影に臨める空気感をつくってくださるので、役として必要な緊張感だけで、私自身の音月としての緊張感が要らなくて、役に集中して入り込みやすい状況をつくってくださいます。動きやセリフなど、全てにおいてご自身のこだわりをお持ちで、でもそれだけじゃなくスタッフさんに「どう見えていますか?」ってちゃんと確認しながらなので、すごく誠実に役に向き合っている印象を受けました。
映画2025年10月22日
10月24日から全国公開となる『愚か者の身分』は、第二回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤の同名小説を映画化した迫真のサスペンスだ。新宿の歌舞伎町で、犯罪組織の手先として戸籍売買を行う松本タクヤ(北村匠海)とその弟分・柿崎マモル、タクヤの兄貴 … 続きを読む
映画2025年10月22日
芥川賞作家・金原ひとみが新宿・歌舞伎町を舞台に描き、第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説を、松居大悟監督、杉咲花主演で映画化した『ミーツ・ザ・ワールド』が10月24日から全国公開される。二次元の世界を愛し、自己肯定感の低い主人公の由嘉里 … 続きを読む
ドラマ2025年10月21日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)が毎週金曜深夜24時12分~放送中だ。本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活を送るうちに、彼女の中にもう … 続きを読む
ドラマ2025年10月20日
1972年、本土復帰を間近に控えた沖縄で、100万ドルの米ドル札を積んだ現金輸送車が襲われ行方を絶った。琉球警察は本土復帰特別対策室を編成。班長には、警視庁派遣から沖縄に戻って来た真栄田太一が任命される。班員は、同級生でありながら真栄田を … 続きを読む
映画2025年10月17日
伝説の警察犬を父に持つオリバーとそのハンドラーを務める鑑識課警察犬係の青葉一平(池松壮亮)のコンビ。だが、なぜか一平だけにはオリバーがだらしない着ぐるみのおじさん(オダギリジョー)に見えており…。 この奇想天外な設定と豪華キャストが繰り … 続きを読む