エンターテインメント・ウェブマガジン
女優の沢尻エリカがTBSのドラマ特別企画「時計屋の娘」に主演する。同局で昨年4月に放送されたドラマ特別企画「悪女について」以来、1年半ぶりのドラマ出演。沢尻は東日本大震災で母を亡くした、朗らかで芯が強く憎めない主人公・宮原リョウを演じる。
「悪女について」のプロデューサー・八木康夫氏、脚本家・池端俊策氏、主演女優・沢尻エリカが再び集結した本作は、地方にある時計店を舞台に、時計職人の秋山守一(國村隼)と、その前に突然現れたリョウとの心の交流を描く。秋山と、秋山のかつての恋人の娘であるリョウが本当の父娘なのかという謎を残しつつ物語が進んでいく。
震災で母親を亡くして大きな喪失感のあるリョウが、父親じゃないかという人を捜して展開する人情劇です。過去の人物も出てきますが、ほとんど3人の登場人物で繰り広げられる、今ではなかなか珍しい、ドラマらしいドラマ。國村さん演じる秋山さんとのやりとりが見どころになっていると思います。
怖い感じの方なのかなというイメージがありましたが、現場で初めてご一緒するという感じがしなかった。昔からお会いしていたような雰囲気でした。控室でもいつも和気あいあいとしていました。
國村さんは役者としては大先輩。安心してやれましたし、現場では心強くいられました。リョウが明るく活発な女の子というキャラクターなので、よりナチュラルな芝居をしていこうと思っていました。リハーサルのときから國村さんとは“こういう形かな”というものができていたので、現場はスムーズに進みました。ドラマが進むにつれて秋山さんの心がこちらに通ってきて、それが言葉や所作に表れて、やっていて面白かったです。
事前に役作りをし過ぎないというところです。ドラマを作っていくための芝居は必要ではありますが、心情を伝えるときのお芝居はファーストインプレッションが大事だと思います。気持ちでの芝居を優先させていったところはありますが、バランスに気を付けてやっていました。
一番はリョウが心情を訴えながら話しているシーンです。気持ちのお芝居なので、極力作らないで自然にやりました。
映画2025年11月13日
40人の武装強盗団が、ニューデリー行きの特急寝台列車を襲撃! 刀を手に乗客から金品を奪う強盗団のリーダー、ファニ(ラガヴ・ジュヤル)は、大富豪タークルとその娘トゥリカ(ターニャ・マニクタラ)を人質に取り、身代金奪取をもくろむ。だがその列車 … 続きを読む
映画2025年11月11日
何かに夢中になると他のことが目に入らなくなってしまうジュゼッペ(声:佐野晶哉)は、街の人々から「トリツカレ男」と呼ばれている。ある日、ジュゼッペは、公園で風船売りをしているペチカに一目ぼれし、夢中になるが…。作家・いしいしんじの同名小説を … 続きを読む
ドラマ2025年11月10日
草なぎ剛主演の月10ドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜午後10時)。第3話で強烈なインパクトを残したゆずは(八木莉可子)の母(雛形あきこ)が、再びHeaven’s messenger … 続きを読む
ドラマ2025年11月9日
日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」への出演発表時、“物語の鍵を握る重要な役どころ”という情報のみだった目黒蓮演じる謎の人物。そこから約2カ月、11月2日放送の第4話でようやくその正体の一端が解禁された。男の名は中条耕一、佐藤浩市演じる山王 … 続きを読む
映画2025年11月6日
三宅唱監督が脚本も手掛け、つげ義春の短編漫画『海辺の叙景』と『ほんやら洞のべんさん』を原作に撮り上げた『旅と日々』が11月7日(金)から全国公開される。創作に行き詰まった脚本家の李(シム・ウンギョン)が旅先での出会いをきっかけに人生と向き … 続きを読む