エンターテインメント・ウェブマガジン
震災以降の話で、”人はひとりでは生きていけない”というすごく大きな、深いテーマがあります。信じるものが生きる上で重要な糧になっています。何を大事に生きるべきかということを描いていて、深いところもあるけど、全部を通して重い感じのドラマではありません。気楽に見ていただければ。
被災地には実はプライベートで行っています。震災の1年後ぐらいに、何をしに行くというわけでもなく、家族でたまたま行きました。そのときはもう割ときれいになっていましたが、映像で見ても分からないことがあっても、自分で感じるものはすごかった。なんとも表現できない、“匂い”というか。
特に(面倒見の良い近所の植木職人・花村司役の)桐谷健太君は、(國村さんと)2人でお芝居をしている中にぱっと飛び込んできて場をかき回す、面白いキャラクターです。車の中での3人のシーンがあって、普段はみんなまったくNGを出さないのに、笑ってしまって、そのシーンだけ“お芝居ができない!”とずっと笑っていました。2人がおなかをぐるぐる鳴らしていたり、ここで決めようとなったときに私が鼻水が出てきて、楽しいけどもう無理、撮れないとなったり、ボロボロ。そんな笑いもありつつ、撮影していました。
時計は全然着けないんです。おもちゃみたいなものしか持っていないし、アクセサリーもジャラジャラ着ける人じゃないので今まで興味もなかった。それが今年の夏に“この時計が欲しい”という物に出合って、こういうドラマにも出合えたので、すごく何かを感じます。その時計はまだ買っていないんですが、お仕事を頑張ったご褒美に買おうと思っています。
どこにでもいる普通の女の子という役どころを演じる上で、ただ普通というだけではなく、その中に個性を入れていけるような芝居を心掛けました。自分の心境の変化もあって、その役に芝居を通してキャラクターを入れていけるかが役者としての課題でもあります。普通の女の子だからこそ、どうキャラクター付けしていけるか、どこまでナチュラルにやれるか。やりがいがあるし、そういうアプローチもあるんだということ、新たな見方で演じられたり、また違った可能性があるんだと発見できました。
昔からいろいろあります。いろんな役に挑戦したいという気持ちは今も変わりません。役者業ってとても変わっていて、役柄を通していろんな人間を見ることができます。自分にとって大きな財産で経験になります。コメディーやアクション、いろいろありますが、役柄を通していろんな人生を体験していきたいです。
ドラマはTBS系で、11月18日午後9時から放送。
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