【2.5次元インタビュー】映画『メサイア』最新作、杉江大志が最先端アクションで見せる「一瞬の緊張感」

2018年11月14日 / 12:00

-それは見ていても感じました。本作の加々美は無機質な空間に際立って映えて見えて、舞台で拝見する姿とはまた違う新たな魅力を、加々美にも杉江さんにも感じました。

 この雰囲気にも助けてもらったということもあると思いますけどね。それに、長年一緒に作っている「メサイア」のことを知り尽くしたチームとの作業だったので信頼感もありますし、映像の経験が少ないなりにディスカッションをしながらできたことも大きいと思います。撮影は数日間だけでしたが、僕にとってはとても大きな経験で、学びの多い撮影になりました。

-今回、ヤマシロ役の波岡一喜さんとは初共演とのことですが。

 初共演でこんなにガッツリとお芝居をさせてもらえるとは思っていなかったので、本当にうれしかったです! ただ…初共演で、初めてのお芝居が、大先輩である波岡さんにナイフを突きつけるシーンだったので緊張しました(苦笑)。

-ところで、本作は「それぞれの正義」が描かれた作品です。杉江さんにとっての正義とは?

 自分、かな。世間一般で言われる正しいことや、誰かが勝手に決めてみんなが流されているところじゃなく、自分が正しいと思うことこそが正義だと思います。

-ありがとうございます。最後に、ファンの方へメッセージを。

 この作品は、加々美いつきと(井澤勇貴が演じる)有賀涼の集大成でもある作品だと思っています。ただ、加々美にとっての人生はまだまだ続きますし、加々美の苦悩もまだまだ続きます。この作品で描かれていることは、その途中の一部分でしかない。でも、最新の葛藤であることは間違いないので、ぜひその葛藤を見にきていただけたらうれしいです。

(取材・文・写真/嶋田真己)

加々美いつき役の杉江大志 (C)MESSIAH PROJECT (C)2018映画メサイア幻夜乃刻製作委員会

映画『メサイア -幻夜乃刻-』は11月17日から公開。
公式サイト http://messiah-project.com/genya/index.html

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