【2.5次元インタビュー】杉江大志、主演を務める舞台「ニル・アドミラリの天秤」で「掛け合わせることで生まれる化学変化を楽しみたい」

2018年10月28日 / 12:00

 ゲームを原作とした、人気TVアニメ「ニル・アドミラリの天秤」がついに舞台化される。主演を務めるのは、数々の2.5次元舞台で活躍する杉江大志だ。読んだ者に大きな影響を及ぼす“まれモノ”と呼ばれる本を収集・保護する機関「帝国図書情報資産管理局」、通称“フクロウ”を舞台に、ヒロイン・久世ツグミと6人の男性を描いた本作に懸ける思いを、杉江に聞いた。

尾崎隼人役の杉江大志

-まずは、出演が決まったときのお気持ちからお聞かせください。

 主演でお話を頂けることへの喜びと責任感をすごく感じました。

-キャラクタービジュアルの撮影はいかがでしたか。

 キャラクターをどう自分になじませるかという不安はありましたが、撮影でかっこよく仕上げていただいたので、安心できました。キャラクタービジュアルの世界観や雰囲気は原作ファンの方にも喜んでいただけるものになったと思っているので、ここから先の芝居を作る部分は僕たちの仕事だと、改めて気を引き締めています。

-杉江さんが演じられる尾崎隼人という役柄について、現時点ではどのようにお考えですか。(※取材は稽古前)

 ビジュアルはクールですが、真っすぐで熱い性格の持ち主です。頑固で、そのためにぶつかってしまったりと、自分と似ている部分もあるので、自分との共通点をつかんで掘り下げていけたらと思っています。

-今回は、座長になりますね。座長で出演されるときと、座長ではないときとで、座組みの中の立ち位置を意識されますか。

 座長だから何かをしようとは特に思わないですが、自然と責任感は出ます。良くも悪くも座長次第で座組みが変わると思っているので、座長のときは、いい方に変われるように、自分にできることがないか考えます。

-具体的にどんなことをされるんですか。

 現場にもよりますが、自分が何をしたら一番いいのかを考えて、立ち位置も変えます。ただ、いつも僕はお芝居について積極的にディスカッションできる稽古場にしたいと思っているので、積極的にコミュニケーションは取っていこうと思っています。

-ところで、杉江さんは今、出演作が目白押しで大変お忙しいですよね。役の切り替えはどのようにされているんですか。

 僕は流れに身を任せています(笑)。スッと切り替わるわけではないですが…台本と向き合っているうちに自然と切り替わっているような気がします。今、あまり大きな休みはないですが、それでも24時間、ずっと仕事だけをしているわけでもないので、家に帰ってから大好きなアニメや漫画を見たり、最近は釣りにハマっているので、夜中に釣りに行ったりすることで、自然とリフレッシュできています。

-漫画がお好きなんですね。

 好きですね。漫画を読んでいると何も考えずにその世界に浸れるんです。映画、特に邦画を見ると、芝居に目がいってしまって、勉強モードになるからまた疲れちゃう(笑)。

-今、お気に入りの漫画は?

 「アオアシ」というサッカー漫画です。サッカー漫画は、これまでにも何作か読んだんですが、断トツで「アオアシ」が好きです!

-杉江さんご自身のことについてもお聞かせください。そもそも役者をめざしたきっかけは?

 高校生のときに、勉強はしたくないから大学に行きたくないなと思っていて(笑)。でも、高校を出てそのまま就職したら、自分の幅が決まってしまうような気がしたんです。そんなときに、たまたま養成所のオーディションを見つけて、ダメ元で応募して、それで運良く、養成所に入れてもらったのがきっかけでした。
 自分で言うのも何ですが、僕、小手先だけでこなすのがうまい子だったんです(笑)。何をやってもそれなりにできるんです。でも、すぐに飽きちゃう。だから、不器用でも頑張って努力している子に抜かれていくんです。それで、抜かれると嫌になって辞めちゃう。そんなことがずっと続いていたんですが、芝居だけは小手先でできなかったんです。だから飽きなかった。それで続けていたら、難しさや深みに気づいて芝居をすることが面白くなっていきました。

 
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