杉江大志、新作舞台「メサイア」に主演 異例の“卒業後”オファーに「正直悩んだ」

2017年12月16日 / 17:21

 (前列左から)長江崚行、杉江大志、山沖勇輝、(後列左から)小谷嘉一、宮城紘大、山本一慶、橋本真一

 スペシャルトークイベント「メサイア -TALK MISSION’17-」が16日、東京都内で行われ、キャストの杉江大志、長江崚行、山沖勇輝、橋本真一、山本一慶、宮城紘大、小谷嘉一ほかが登壇した。

 「メサイア」は、高殿円氏の小説『MESSIAH-警備局特別公安五係』を原作としたメディアミックスプロジェクト。世界規模の軍縮協定により、兵器による戦争が無くなり、情報戦が激化した世界に生きるスパイの男たちを描く。

 この日は、新作舞台となる「メサイア -月詠乃刻-」が来年4月から東京と大阪で上演されることが発表された。

 本作に主演するのは、今年9月に舞台「メサイア -悠久乃刻-」で、ミッションクリアを果たし“卒業”したばかりの杉江。「メサイア」シリーズ史上初めて、今まで描かれてこなかった“卒業生”を主軸としたストーリーになるという。

 杉江は「あれだけ盛大に卒業させていただいたのに、またすぐに出てほしいというお話を頂き、しかも主演として、ということで、正直すごく悩みました。あれだけやった後だったし、僕は次に(バトンを)渡したつもりで、そこは(次の人たちに)任せてあげたいなというのもあったので…」と率直な思いを語った。

 一方“卒業後”を描くという新たな展開に、「熱い思いを感じた。これだけ期待していただけてお話も頂ける。僕自身メサイアが大好き。考えても、考えても、断る理由がなかった。もう一度、精いっぱい(役の)加々美いつきを演じられたらと思い、受けさせていただきました」と説明した。

 杉江が「頑張りますのでよろしくお願いします」と力強く宣言すると、会場のファンから盛大な拍手が送られた。

 舞台は、2018年4月14日~22日、都内・シアターGロッソ、4月27日~29日、大阪・メルパルクホールで上演。


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