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う〜ん、子どもの頃に母のことを描いた「くそアワビ」という詩。最後にグァンシクに宛てて書いた「見送る心」も。「あなたが逝った後も、毎日が春のように暮らしていきます」という詩ですが、いまだに心に残っています。
「秋はたわわに実る季節ではなく、ごっそりむしり取られる季節だ」というセリフ。子育てを終え、そろそろゆっくりできるかと思ったら、まだまだ苦労させられるという意味ですが、そういう表現が面白かったです。まあ、子どもにたかられているうちが花ですけどね(笑)。
何度も撮り直したセリフもありました。長男ウンミョンの子の1歳の誕生日に、チョリョンという悪友からシーバスリーガルというウィスキーをプレゼントされて、ウンミョンが酔っ払うシーン。「人の子の誕生日にシーバなんかプレゼントして!」と怒るのですが、シーバが韓国語の罵り語と音が似ているので、監督から「ののしり語のようでそうでない、あいまいな言い方をしてほしい」と言われ、何度もアフレコをして(笑)。さじ加減が難しかったので今でも忘れられません。
いろいろ観察していて思いましたが、このドラマは、他のことは何も考えずにこのドラマだけに没頭して見るのではなく、自分の持つ記憶、家族などの情報を加えて見ているんです。各自が記憶を重ねるから、見る人によって感動する部分、悲しくなる部分が違い、よりストーリーが豊かになる。そこが、このドラマの特徴だと思いました。自分が出演した作品を見返すのはあまり好きじゃないんです。失敗を見せられているようで。でもこのドラマは、娘が大学生になったら、結婚したら、出産したら、あるいは老後に、もう一度見返したくなるだろうなと。人生のタイミングによって感じることが違い、何度も楽しめるから。視聴者もきっと同じだと思います。子どもの時は子どもの立場、親になったら親の立場で、長い時間をかけて楽しめるのがこのドラマが持つ魅力じゃないかと思っています。
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