小雪「子どもの受験には全く興味がない」 3児の子育てのこだわりを語る【インタビュー】

2024年8月15日 / 10:00

 松下奈緒が主演するドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)が毎週木曜よる9時から放送中だ。韓国の人気ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」を世界初リメークした本作は、誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主人公・浅見紗英(松下)をはじめとする高級住宅街「スカイキャッスル」で暮らすセレブ妻たちが、夫の出世や子どもの受験でさらなる頂点を目指す“ドロ沼マウントバトル”。

 本作で、ケタ外れの報酬を受け取り、子どもたちを志望校に100パーセント合格させる敏腕受験コーディネーター・九条彩香役を演じている小雪が、ドラマの魅力や自身の子育ての流儀などを語ってくれた。

小雪(ヘアメーク:若林幸子【MARVEE】、スタイリスト:カドワキジュン子【impress+)(C)エンタメOVO

―今回、人気の韓国ドラマをリメークする作品で、小雪さんは原作を見られていたそうですが、本作の企画を聞いたときのお気持ちはいかがでしたか。

 韓国版のドラマが非常に面白かったので、最初はこの完璧に完結された作品を私がやってどうするの? と思いましたし、原作の九条役の女優さんが素晴らしくて、大好きな女優さんの1人なので、私が演じることにプレッシャーも感じました。

―日本版の脚本を読んだ感想を教えてください。

 原作では20話あるものを、日本の連ドラの本数規模に落とし込まなければならないので、そこは非常に困難な作業だと思っています。日本版では、松下さんが演じる浅見紗英と九条を軸に、原作とはまた少し違った関係性で九条の秘めている秘密も描かれていくので、日本の人たちがこの作品をリメークすると、どういう方向になるのかというゴールが見えてきています。どの話を見ても日本のドラマにはない、ものすごくドロドロした愛憎劇になっているので、すごく新鮮だなと思います。

―ミステリアスな受験コーディネーター・九条役を、どのようなところに気を付けて演じていますか。

 九条は自分が生きてきた中でできた偏った概念を真実だと思って、信念を持って生きている人です。人から見ると度が行き過ぎたり、少し怖いなと思うところもありますが、強い人なので、何か目標を達成したい人の前では魅せられるものがあるのではないかなと思います。セレブ妻たちを魅了して引っ張っていく役なので、そういう緊張を楽しんで演じています。

―小雪さんも3人のお子さんがいらっしゃいますが、小雪さん自身は本作に登場する妻たちのマウントバトルをどのように見ていますか? 子どもに教育熱心過ぎるがゆえの行動など、共感できる部分はありますか。

 私は個人的には、そういうタイプの人間ではないので、感覚的には、そういう人たちもいるのねという感じで蚊帳の外の存在です。あまり他人評価の中で生きていくタイプではないですし、自分の子どもにどこの立ち位置にいてほしい、どうあってほしいという思いが強くない方なので、気持ちは理解できますが自分はやっていないです。一方で、九条の冷静さも一理分かります。誰しも自分が得られなかった成功を子どもで成し得ようとする親の性(さが)みたいなもの、自分ができなかったことを子どもにやってほしいとか、夢をはせたい親の気持ちもあるのかなと。子どもにとっていいかどうか、自分がしたいかどうかは別として、そういう気持ちは分かるなと思います。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

山崎育三郎「一番、自分に近い存在」 ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が伝える「解釈力」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月31日

 山崎育三郎が主演するミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が2027年1月8日から上演される。本作は、ジョニー・デップ主演で2004年に公開された映画『Finding Neverland』(邦題『ネバーランド』)を元に作られたミュ … 続きを読む

【映画コラム】10月の公開映画から

映画2026年10月31日

「ディスクロージャー・デイ」(10月1日公開)★★★★ 宇宙人の存在を知った人類は…  地球外生命体を巡る秘密と、その開示に迫るスティーブン・スピルバーグ監督のSFサスペンス。「未知との遭遇」から約50年。宇宙からの来訪者を描いてきた監督が … 続きを読む

柳楽優弥「川栄さんと真剣に作品に向き合ってきた」川栄李奈「柳楽さんを信頼しています」共演4度目の2人が伝説的作品に挑む『RYUJI 竜二』【インタビュー】

映画2026年10月30日

 1983年に公開されるや否や観客の熱狂的な支持を集めた『竜二』。直後に主演・脚本の金子正次が急逝したことも重なり、伝説的作品として時代を超えて語り継がれてきた。その伝説が、新たに『RYUJI 竜二』として令和の現代によみがえる(10/30 … 続きを読む

横浜流星に「流星をよろしく」の声続々 『国宝』脚本家・奥寺佐渡子が「LOST10」で感じた愛される人柄【インタビュー】

ドラマ2026年10月30日

 横浜流星が主演するドラマ「LOST10」が、毎週金曜午後10時からTBS系で放送中だ。本作は、横浜と映画『国宝』以来の再タッグとなる奥寺佐渡子氏が脚本を担当し、「Nのために」「最愛」などを手掛けた塚原あゆ子監督らのチームが制作するヒューマ … 続きを読む

桐谷健太、「聖地X」で5年ぶりの舞台に挑む 「きっといろいろな刺激を受け、新たな感覚に出会える」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月30日

 桐谷健太が主演する舞台、PARCO PRODUCE 2026「聖地X」が、11月5日から上演される。本作は、SFやホラー、怪談など“目に見えないもの”との関わりから人間の本質を描いてきた劇作家・演出家で、劇団イキウメ主宰の前川知大の代表作 … 続きを読む

page top