見上愛「亀梨和也さんから、多くのことを学びました」進境著しい若手俳優がノンストップサスペンスの現場でさらに飛躍 連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」【インタビュー】

2024年6月8日 / 12:00

 人気作家・東野圭吾氏の小説を亀梨和也主演でドラマ化した『連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」』(全4話)が、6月9日からWOWOWで放送・配信スタートとなる(第1話無料)。広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介(亀梨)が、大手自動車メーカーの副社長令嬢・葛城樹理と手を組み、狂言誘拐を実行。さまざまな思惑が絡み合い、その行方が二転三転していくノンストップサスペンスだ。

 葛城樹理を演じるのは、デビュー5年目となる今年、主演映画『不死身ラヴァーズ』が公開され、NHKの大河ドラマ「光る君へ」にも出演するなど、進境著しい若手俳優の見上愛。主演の亀梨からさまざまなことを学んだという撮影の舞台裏を聞いた。

見上愛(C)エンタメOVO

-スリリングな物語の中、見上さんが演じる葛城樹理は、佐久間と共に偽装誘拐をたくらみつつ、佐久間を翻弄(ほんろう)する一面もある人物ですが、どんなことを心掛けて演じましたか。

 まずは、脚本をきちんと読み込むことを心掛けました。せりふの一つ一つ、シーンの一つ一つに、登場人物それぞれの思惑が詰まっているので、それを見逃してはいけないと思って。しかも、樹理は偽装誘拐の裏に自分の秘めた思いも抱えています。そういうことをすべて踏まえた上で、視聴者の皆さんにネタバレしないように注意しつつ、最後にすべてが明らかになってから思い返した時に、ちょっと引っかかるような表情があった方がいい、ということを監督と話し合いながら演じました。

-その微妙なニュアンスを表現するのは、かなり難しそうですが…。

 監督や、亀梨さんを含めた3人でお話しする時間も多かったので、「どうしたらいいんだろう?」と悩むことなく、お芝居に向き合うことができました。そういう意味では、それぞれが相手に自分をどう見せていけばいいのか、計算しながら演じる部分は劇中の2人の関係につながっていくような感触がありました。

-演じるに当たって、原作を参考にした部分も?

 原作は、お話をいただいたときにすぐに読み、2003年に公開された映画版も拝見しました。演じる上では脚本がすべてだと思っていて、原作や映画は参考程度にとどめ、この作品の中での樹理を演じることに集中しました。

-今回、樹理という役を演じてみて、ご自身の中で新たな発見はありましたか。

 これまで、他人に振り回されるような役が多かったので、こんなふうに振り回す側を演じる面白さに気付きました。

-座長としての亀梨さんの印象は?

 亀梨さんは一見、自分のペースを崩さないようでいて、実は撮影がスムーズに進むように、いろいろな方に気を使い、皆さんに声掛けなどをしていらっしゃるんです。全体をよく見ていらっしゃるのと同時に、芯がぶれずにいてくださるので、とても頼もしかったです。おそらく、キャストだけでなく、スタッフの皆さんも同じように感じていたのではないかと思います。なので、士気が高くまとまりのある現場でした。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

三山凌輝、「愛の不時着」でミュージカル初挑戦 「これまでのパフォーマンスの集大成でもある」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月3日

 元BE:FIRSTのメンバーで、朝の連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインの弟役を演じて話題を集めた三山凌輝が、ミュージカル「愛の不時着」でミュージカル初主演を果たす。韓国の財閥令嬢と朝鮮人民軍軍人の国境を超えた愛を描いた本作は、2019年か … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第16回「覚悟の比叡山」“守られる側”の農民から“守る側”の侍になった小一郎と藤吉郎の覚悟【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年4月28日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=木下小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=木下藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。4月26日に放送された第16回「 … 続きを読む

ゆうちゃみ「るり子が現実にいたらめっちゃ親友になれそうやなっていう感じでした」『アギトー超能力戦争ー』【インタビュー】

映画2026年4月28日

 仮面ライダー生誕55周年記念作『アギトー超能力戦争ー』が4月29日から全国公開される。本作で主要キャストの1人である葵るり子を演じたゆうちゃみに、映画初出演への思いなどを聞いた。 -出演が決まった時の心境は?  「マジ、ドッキリ?」みたい … 続きを読む

千葉雄大、「映像の人」「舞台の人」という「垣根をなくしたい」 友近と挑む二人芝居・リーディングドラマ「老害の人」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月25日

 内館牧子によるベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化される。出演者は、友近と千葉雄大の二人だけ。登場人物のすべてを、二人が自在に演じ分ける。  物語の主人公は、小さな玩具屋を大企業に育てた元社長の福太郎。老いてなお … 続きを読む

小手伸也、「映像ではテンションの7割しか出していない」 リミッターを解除して臨む舞台初主演作「コテンペスト」

舞台・ミュージカル2026年4月25日

 小手伸也が舞台初主演を務める「俺もそろそろシェイクスピア シリーズ『コテンペスト』」が、6月27日から上演される。公演に先立ち、小手が取材に応じ、本作への思いを語った。  本作は、シェイクスピアの最後の作品「テンペスト」の設定を現代に置き … 続きを読む

page top