松平健&チョコレートプラネット「この映画を見て、皆さんも夢を見てください」『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』【インタビュー】

2023年12月13日 / 16:09

-今回、吹き替えをするのに当たって、何か気を付けたことはありましたか。

松平 ウンパルンパは紳士なので、威厳を持っているところがあります。それで監督から「あまり優しくならないように」と言われたので、そこは気を付けました。でも、どこかおかしなところもあるキャラクターで、かわいいところもあるので、そのギャップみたいなものが出ればいいのかなと意識しながら演じました。

松尾 僕は、あまり意識せず、普通にほぼこのままでやらせてもらいました。1回やってみたら、そのまま行けたので、あーこれで大丈夫なんだと。でも、どこかに俺はコメディアンなんだっていうのを、気持ちのバイブスに残しながらやりました!

長田 バイブスって何だよ(笑)。 

長田 警察署長はウォンカと対立する立場なので、ちょっと嫌な感じを出しつつも、コメディーっぽい感じを残すことに気を付けました。あまりきつ過ぎないように、憎めないところがあって、ちょっとおちゃめなところもあるというのを意識しました。どんどん太って体格も変わっていくので、声質も変えてみました。

-今回は、歌も吹き替えていましたね。松平さんはもちろん歌手でもありますが、今回はどんな感じでしたか。

松平 今回はちょっと難しかったです。一番上の声がなかなかはまらなくて。ご本人(ヒュー・グラント)が踊りながら歌っている、ということもあり、踊りながら、リズムを取りながらやらせてもらいました。もっと膝を曲げたらとか言われながら(笑)。

-今回の吹き替えは、皆さん一緒にはしていないのですか。

松平 1人でやっていました。

松尾 僕らも別々でした。

-別々だと難しくはなかったですか。

長田 難しいですね。多分、順録りをしているので、いる人といない人がいて、もう吹き替えがあるところもあるし、ないところもあるみたいな。なので、合わせるのが大変でした。それから英語の歌詞と合わせるのも難しかったです。特に僕は(チョコレート組合の)3人組との掛け合いがあったので、3人組の中に1人で入っていくのは結構大変でした。

松尾 あんまり演技をやり過ぎるといけないというのがあったので、自分は淡々とやっている感じがありました。

-完成作はどんな印象でしたか。

松平 すてきな夢がいっぱいあって、本当に楽しいファンタジーだなと思いました。仲間たちとの友情もいいですよね。

-ご自身の吹き替えを聞いて、どんな感じでしたか?

松平 何とかやってるな、みたいな感じですか。でも、ウンパルンパは、話の中のポイント、ポイントを占めているなと思いました。

松尾 すごくすてきな世界観で、お話も面白くて、このメンバーの中に自分が入っているんだという実感がすごかったです。光栄でした。楽しみました。面白かったです。

長田 まだ完全吹替版しか見ていないので、字幕版と見比べてみたいというのもありますね。吹き替えのクオリティーも本当にすごいので、ぜひ、2つを聞き比べてもらいたいなと思います。

-主人公のウォンカを演じたティモシー・シャラメは今大人気ですが、どんな印象ですか。

松平 すごく爽やかで、歌もうまいし、いいですねえ。

松尾 すごくエネルギーあって、何かシンパシーを感じますね。僕には和製ティモシーみたいな感じがあるのかなと。

長田 どこがや(笑)。

-最後に、映画の見どころと、これから見る観客に一言お願いします。

松平 歌も踊りもあって、いろいろな魅力がたくさんあるんですけど、色彩もすごくきれいなので、この映画を見て、皆さんもぜひ夢を見てほしいです。

松尾 本当に楽しい映画なので、家族や、恋人や、大切な人と見て、すてきなクリスマスを過ごしてほしいです。真面目に言っています。ずっと真面目に答えています。メリークリスマスって感じです(笑)。

長田 ミュージカルと映像美とお芝居のクオリティーとキャラクターがうまくまとまった作品だと思います。誰でも楽しめる作品になっているので、家族、恋人、友達と一緒に見てほしいですね。もちろん1人で見ても楽しいです。

(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

川口春奈、高杉真宙「自分や家族、周りの人たちを大事にしようと思うきっかけになったらうれしいです」『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む

木戸大聖「悲しいと思っていてもそれを表情に出せないのが難しかったです」『沖晴くんの涙を殺して』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。  シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む

小瀧望「ファンの皆さまの声に応え続けたい」 舞台「ロックンロール」では「僕たちの芝居とともに、当時のロックミュージックも楽しんで」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月30日

-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは?  それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む

佐津川愛美「酒井監督に惚れました(笑)」念願だった酒井麻衣監督との初タッグ『時給三〇〇円の死神』【インタビュー】

映画2026年9月30日

 10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#受験競争だけではない韓国の教育問題、「鉄槌教師」が問う教師の役割

2026年9月29日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

page top