【軍師官兵衛インタビュー】柴田恭兵、「岡田准一くんは美しい」  官兵衛の父・職隆役

2013年12月24日 / 14:50

 

――では、ドラマで岡田さんが演じる“岡田官兵衛”の魅力は?

“岡田官兵衛”は「セクシーですがすがしい」と語る柴田恭兵

 岡田君はとてもみずみずしい官兵衛で、セクシーですがすがしくて美しい。それはとても大事なこと。美しいものは許される。笑顔もつらい顔も美しいし、彼はとてもすてきです。演技も美しい。容姿が美しいのはもちろん、リアクションの心が美しい。やっていて心を打たれます。そのシーンのテンションの持ち方の大事さ、どうしたら面白くなるのか、そのシーンで一番伝えたいニュアンスを大事に考えている。パッションが彼の中にきっちりあるから、そういう人とやっているお芝居は楽しいですね。

 

――台本を超えるお芝居が生まれる瞬間が多くあるということですか?

  演出の方が3人いて、最初の岩手のロケの時に彼らと役者で撮影が終わった後に何回かお酒を飲みました。そういう時間を取れたことがとても大事だと思います。「こうしたらいいんじゃないか」と誰かが現場で感じたことに耳を傾けて、前向きに進んでいく。スタートからそういう現場でしたので、明るくて面白いです。

 

――久しぶりの時代劇ですが、演じていて難しいと感じた部分はありますか?

 馬に乗っての立ち回りが多く、何十年ぶりで不安でした。黒田家の重鎮が周りにいて、平均年齢が60歳ぐらいなので自分も含めて大丈夫かなと思っていました。でも皆さんベテランですから、顔で芝居をされるんです(笑い)。だんだんノってきて、監督に“もっと撮ってほしい”と言ったり。

――柴田さん自身、内面で演じる難しさというものは?

  若いころは、カットがかかった後も必ずもう一回やらせてほしいと思っていました。もう少し違う芝居もあるんじゃないかと僕は思っていたんですね。それが、「ハゲタカ」というNHKのドラマの最中に、手術をして帰ってきてからでしょうか。どんな芝居でも“柴田恭兵”で、それ以上でも以下でもないんだなと思うようになりました。それからは一度に出し切って臨んでいます。悔いのないように、後悔のないように。先もあまり長くないかなというのと、すてきな作品を悔いのないようにやろうという思いがありますから、難しいとはあまり思わないです。楽しいですね。

 

――合戦シーンが見どころではあると思いますが、その中でも、これだという見どころを教えてください。

  馬を見てほしい。僕の乗る馬は決まっていて、僕が乗ると“あ、僕だ”と分かるんです。彼は、そろそろ本番だなと分かる。重さで、“来たな”と分かって、「よーい」と声が掛かると馬の耳がピンと立つ。馬も雑兵も本気です。本当に全員が一生懸命やっているので、隅から隅まで見てほしいです。

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

『罪人たち』と『ワン・バトル・アフター・アナザー』が対決!『国宝』ほか日本にゆかりの作品も。授賞式直前!第98回アカデミー賞を占う【コラム】

映画2026年3月13日

 3月15日(日本時間3月16日(月))、映画の祭典・第98回アカデミー賞授賞式が、アメリカのロサンゼルスで開催される。今年は人種差別に対する風刺を交えたアクションホラー『罪人たち』が16ノミネートで、最多記録を更新したことが大きな話題とな … 続きを読む

LiLiCo「ドキュメンタリーは本気なんです」「TBSドキュメンタリー映画祭2026」【インタビュー】

映画2026年3月12日

-おススメの作品は。  ボーイズグループを追った『THE LAST PIECE -Glow of Stars-』と、脚本家の野島伸司さんに密着した『野島伸司 いぬ派だけど ねこを飼う」、『ブルーインパルスの空へ』は比較的分かりやすいと思いま … 続きを読む

【インタビュー】「ルーツを大切にする心を知って」、台湾原住民シンガーのサウヤーリさんが大阪でパフォーマンス

音楽2026年3月11日

▼海の民特有の発声 ――台湾と地理的にも近い沖縄に共通点を感じることはありますか。  音楽面では、海の民特有の「明るく響き渡る発声」に非常に親近感を覚えますね。今回の来日は、集落の人々の祝福を背負っているような不思議な感覚があります。私の故 … 続きを読む

「再会」“万季子”井上真央の過酷な過去が判明 「ラストの4人の友情と愛情に泣いた」「真犯人はあの人」

ドラマ2026年3月11日

 竹内涼真が主演するドラマ「再会~Silent Truth~」(テレビ朝日系)の第8話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、横関大氏の推理小説『再会』をドラマ化。刑事・飛奈淳一(竹内)が、殺人事件の容疑者となった … 続きを読む

「未来のムスコ」「将生(塩野瑛久)が本命ルートを突っ走っている。まー先生(小瀧望)は出走が遅い気が…」「颯太くん(天野優)、めっちゃ演技が上手で感心した」

ドラマ2026年3月11日

 火曜ドラマ「未来のムスコ」の(TBS系)の第8話が、10日に放送された。  本作は、夢も仕事も崖っぷちのアラサー女性・汐川未来(志田未来)のもとに、“未来のムスコ”だと名乗る颯太(天野優)が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリー。 … 続きを読む

page top