エンターテインメント・ウェブマガジン
官兵衛の幼少期・万吉役の若山耀人(左)と官兵衛の父・職隆役の柴田恭兵
2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の初回完成披露試写会および取材会が10日、東京都内で行われ、主人公・黒田官兵衛を演じる岡田准一、官兵衛の父・黒田職隆を演じる柴田恭兵、官兵衛の幼少期・万吉を演じる若山耀人(きらと)が出席した。
来年1月5日に放送される初回について、岡田は「官兵衛というより黒田家のお話として取り組んでいる中で、第1話は父親との関係性、第5話までで官兵衛の大事な部分を築き上げていきます。若山くんから受け継いで、頑張っていきたい」と見どころを語った。
柴田は「久しぶりの時代劇で大河。背筋を伸ばして撮って、企業秘密なので言えませんが第1話を見て思うところもあった」とポツリ。「万吉がとてもかわいかったし、岡田官兵衛はかっこよかった。パワーのあるわくわく感のある大河が始まったのではないかと思います」と期待を寄せた。
若山は「大河の撮影は初めてでとても緊張しました。柴田さんや官兵衛さんに優しくしてもらって、とてもスムーズに撮影することができました」と撮影を振り返り、「映像がとてもきれいに仕上がっていて感動しました。うまくできていたと思います」と試写を見ての感想を述べた。
初回で幽閉された後と元服の16歳を演じ分けた岡田は、「たくさんの人の死を見て、在り方を見て、一人の男として“命を大切にする”という(官兵衛の)核が描かれます。若山くんがピュアに丁寧に演じてくれていたので、しっかり受け継いで前半戦は素直に演じていきたい」と意気込みを語った。
放送開始まで1カ月を切り、「撮影は後半の部分まで進んでいますが、ここからオンエアに追われて撮影していくんだなと感じました」と焦燥感ものぞかせ、「手合いや心のやりとりを大事にしていきたい」と気を引き締めた。
初回ではプレゼンテーションの意味合いもあって物語後半のシーンがわずかに描かれており、今後の役作りについては「こういう男になるという道しるべをつくらなくてはならず、現役バリバリの官兵衛を演じましたが、難しかったです。後半になって変わってくるかもしれません」と明かした。一方で「初々しさを出さなければいけないけれど十五、六歳にはさすがに見えないので、うまく(視聴者の)皆さんに目をつむってもらえたら」と笑いを誘った。
岡田は「1年間幽閉されて体の自由が利かなくなるので、前半は若山くんのときから“アクティブ官兵衛”を演じてもらっています。どのように枷がついていくのかも楽しんでほしい」とこだわりも明かした。若山自身「自分と性格が似ているところがあって、いつも走り回っていて楽しかったです」と語っており、今後は官兵衛の息子・黒田長政(松坂桃李)の幼少期・松寿丸役で再登場する。
舞台・ミュージカル2025年8月26日
今冬、12月13日(土)~12月25日(木)まで、東京・渋谷の「東急シアターオーブ」(渋⾕ヒカリエ11階)で開催される「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2025」の応援アンバサダーに、増⽥貴久の就任が決定した。 「ブロードウェ … 続きを読む
ドラマ2025年8月26日
磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) スクールロイヤーとして教師や生徒から信頼され、多くの相談が寄せられるようになった白鳥健 … 続きを読む
ドラマ2025年8月26日
福原遥が主演するドラマ「明日はもっと、いい日になる」(フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 野良信子(小林きな子)が里親支援センターと協力して進めていた岩本花蓮(吉田萌果)の里親委託が大詰めを迎え … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月25日
あの名作がよみがえる。世界で語り継がれている名作映画を朗読劇にして上演するプロジェクト「Classic Movie Reading」シリーズ。その第5作目となる最新作「カサブランカ」が、9月6日(土)~9月7日(日)に、東京・銀座博品館劇 … 続きを読む
ドラマ2025年8月25日
「こんばんは、朝山家です。」(テレビ朝日系)の第6話が、24日に放送された。 本作は、「キレる妻」中村アン&「残念な夫」小澤征悦のW主演による、衝突と罵声で困難を乗り越える一家の奮闘を描くホームドラマ。監督・脚本は足立紳。(*以下、ネタ … 続きを読む