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もともと、この仕事を目指すきっかけになったのは映画ではなく、ダンスだったんです。高校の卒業式の後のお別れ会で、2人でユニットを組んでダンスしたときも、クラスメートが「初めてダンスで感動した」と言ってくれたりして。そんなふうに、ステージ上でパフォーマンスをして、目の前のお客さんから直接反応をもらえる楽しさが積み重なって、この仕事に興味を持ちました。ただ、デビューから4年、いろいろな映画に出演させていただく中で、出演した映画が次の映画につながることが重なり、映画を作っている人たちとたくさん出会ってきたので、「映画に育ててもらっているな」という思いはすごくあります。
すごくありがたいです。最初に賞を頂いたときは本当に驚きました。映画がどうやって評価されるのか、それまでよく分かっていなかったので、徐々に身をもって学んでいる感じです。逆に言うと、それまでは自分がどのぐらいの人に、どうやって見られているのか、あまり実感するすべがなかったんです。でも、こんなふうに注目してくださる方がたくさんいることを知り、「みんなでいいものを作れば、結果は後から付いてくるんだな」と気付きました。
新しい人との出会いを大切にしたいです。この仕事を始めて数年で、まだまだ未経験のことも多いですし、出会っていない人もたくさんいます。映画は長く残るので、いろんなところで見られるし、どの時代の作品を見ることもできます。でも、お客さんの記憶に長く残るものは、ほんの一握りです。だから、いろんなことを経験して、皆さんと一緒に一つでも多く人の記憶に残る作品を作っていきたいです。
(取材・文・写真/井上健一)
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