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柚希 新人公演で私が演じた役を演じてくれたときから、一気に距離が近くなったように感じています。当時から、研究熱心で学べるものを全て学びたいという意識をすごく感じていました。その後、大柄な人が多い星組の中で、華奢なるりるりが、その個性を生かしていく姿を見て、本当にすてきな役者さんになったなと。惜しまれて退団した後も、SNSなどはずっと拝見していて、おしゃれだな、カッコいいなと思っていたので、ここにきてまた一緒にできることはすごくうれしいです。またお互いに高め合っていけたらいいなと思います。
美弥 おっしゃるように、下級生のときは、本当に柚希さんの全てを見逃さないぞという思いで、しつこいぐらい付いて回っていました(笑)。当時は、トップさんだったので、すごく忙しかったでしょうし、考えることもやることもたくさんあったと思いますが、私の質問にも全て答えてくださって。
柚希 そう、たくさん質問しに来てくれていました。それだけ考えているということだから、すごく頑張っているんだなと思って。
美弥 いつもすごく大きな心で答えてくださっていたので、舞台人としての柚希礼音さんをすごく尊敬していましたし、人間としても柚希さんに引かれていました。だからこそ、新人公演のときも、柚希さんの役ができてよかったという思いが大きかったです。同じ役を演じたからこそ知れたことも多く、私の宝塚時代の基礎は柚希さんから学んだこと、教えていただいたことばかりでした。その後、(柚希が)“レジェンド”として卒業されて…。周りが当たり前のようにレジェンドだと思っていて、卒業後もその名前があるのは、すごくプレッシャーだと思うのですが、柚希さんは、どう感じていらっしゃったんですか?
柚希 (レジェンドと)呼ばれると思ってもいなかったから、びっくりでしたよ。そもそも、レジェンドという言葉は、公演のタイトルに付いていただけで、私のことを指していたわけではなかったんですよ。それなのに、退団のニュースにも、レジェンドと付いていて、驚きました。
美弥 きっといろいろな経験をされて、いろいろな思いをされてきたのだと思いますが、それを周りに見せずにすてきなお仕事をし続けてきて、「柚希礼音」というお名前を確立されている姿は、私だけでなく、たくさんの人の刺激になっていると思います。
柚希 ストーリー性のあるショーです。すごく見応えのある作品になると思います。たくさん踊って、たくさん歌って、普段のミュージカルでは見ることができない姿もお見せできると思うので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
美弥 ショーとお芝居が融合して、ここでしか起きない化学反応を感じていただける作品になると思います。きっと私たちは体力的にも大変な作品になるとは思いますが(笑)、初日に向けて皆さんと一生懸命お稽古に臨みますので、ぜひ一人でも多くの方にこの世界観を楽しんでいただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
SHOW-ism XI「BERBER RENDEZVOUS(ベルベル・ランデヴー)」は、11月20日~12月5日に都内・日比谷シアタークリエで上演。
公式サイト https://www.tohostage.com/showism11/
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