【インタビュー】柚希礼音ソロコンサート「REON JACK4」コロナ禍で感じたファンの思い「会えなくてもつながっている」

2021年8月13日 / 08:00

 柚希礼音のソロコンサート「REON JACK4」が9月11日から開催される。本コンサートは、柚希が迫力のある歌声とともに、数多くの世界的ダンサーと共演してハイレベルなダンスパフォーマンスを披露する、コンサートの枠組みを超えた芸術的なショー。今回は、上野水香や宮尾俊太郎、アルゼンチンタンゴの名手クリスティアン・ロペス、YOSHIE、大村俊介(SHUN)という豪華メンバーが集結するほか、日替わりでスペシャルゲストも登場し、コンサートを盛り上げる。柚希にコンサートの見どころや意気込みを聞いた。

柚希礼音

 -約3年ぶりのコンサートになります。開催が決まったことへの気持ちを聞かせてください。

 コンサートは、柚希礼音の素の姿でお客さまと接することができる貴重な機会で、とても大切にしているものなので、すごく楽しみにしています。このような社会情勢でお客さまとお会いできる機会がなかなかないので、今回、お客さまに声は出していただけませんが、それでも楽しんでいただければうれしいです。コンサートは、いろいろな柚希礼音を見せていく場だと思うので、今の私をしっかり見つめてお届けできたらと思います。そして、お客さまと心のキャッチボールをして、緊張しているお客さまの心が少しでもほぐれたらいいなと思っています。

-どんなコンサートにしたいと考えていますか。

 今回は、ハイクオリティーでありながらも、ほっこりした温かい気持ちで帰っていただけるものを目指しています。「REON JACK」では、毎回、テーマを持ってコンサートを作ってきました。1のときは、宝塚を退団したことで、近かった私の存在を遠く感じるお客さまがいるかもしれないと思い、「そんなことないよ、とっても近いんだよ」と伝えたいという思いがありました。2では、ハイクオリティーなものに挑戦して、懐かしい曲を歌っているだけのコンサートではない、新しいものを作り上げることを目標にしていました。3では、そこに“ほっこり”できる要素を入れたつもりです。今回は、メリハリをつけていいものをしっかりお見せしながらも、お客さまに「久しぶりに交流ができて楽しかった」と思っていただけるものにしたいと思います。

-「REON JACK」では、柚希さんが各分野のプロのダンサーと踊る姿も非常に印象的でした。

 本当に、第一線で活躍されている方々が出てくださっています。どの場面でも、すごく高いレベルの振り付けをしてくださるので、私は毎回、「これは無理かも」と思いながら、稽古しています。私は、芸事を始めたきっかけがダンスなので、やはり踊ることによって魂が喜ぶんです。ミュージカルで踊ることはあっても、ショーという形ではなかなかお見せできないので、「REON JACK」ではしっかりとダンスをお見せしようと思っています。それから、今回は、新曲を3曲用意していますので、それも楽しみにしてほしいなと思います。

-新曲の「I miss you」では、作詞も担当していますね。どんな思いを込めて作詞したのですか。

 コロナ禍でファンの皆さんと会えない寂しさを込めました。この1年、私自身、やるべきことをやろうと進んできましたが、以前のようにみんなとご飯を食べたり、集ったりすることもできず、寂しさや孤独を感じていました。きっと皆さんにも同じような思いがあると思います。そして、ファンの皆さんが自分のことのように、私のことで喜んでくれたり、悔しがって泣いてくれたりしてくれているのを強く感じて、会えなくてもつながっていることを痛感しました。そんな思いを歌詞に書いています。

-今回は、初の試みとして、日替わりでスペシャルゲストも登場しますね。

 はい、今回は、6人の方に出演していただけることになりました。あまりお稽古の時間も取れませんが、よくある歌を歌うだけではつまらないと思うので、ゲストの方に合わせて、選曲や内容を変えていきたいと考えています。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

山口馬木也 柴田勝家の最期は「不思議な体験でした」【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年8月30日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 夜8:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中だ。8月30日放 … 続きを読む

パク・ジョンミン「一人二役は想像以上に大変でした」韓国のヒットメーカーが「ガス人間」に続いて送り出すサスペンス・ミステリーで熱演『顔 -かお-』【インタビュー】

映画2026年8月28日

 日本でも話題を集めた『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)やエグゼクティブプロデューサー&脚本を務めたNetflix「ガス人間」も大ヒットした韓国のヒットメーカー、ヨン・サンホ。その最新監督作『顔 -かお-』が8月28日から全国公開 … 続きを読む

【映画コラム】「生き残る」とは何か『ラスト・サバイバー』『シェルター』が描く極限の人間ドラマ

映画2026年8月28日

『ラスト・サバイバー』(8月28日公開)  謎のパンデミックによって人類の大半が死滅し、生き残った者たちが奪い合い、殺し合う荒廃した世界。  パイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)は、元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)と共同戦 … 続きを読む

安田章大「僕が演じられたのは、のんちゃんのおかげ」のん「安田さんとの出会いは衝撃でした」自閉スペクトラム症の兄とその妹役で初共演『平行と垂直』【インタビュー】

映画2026年8月28日

 自閉スペクトラム症(ASD)の大貴は、清掃の仕事に就き、周囲のサポートを受けながら自立した生活を送っている。一方、妹の希は、心理カウンセラーとして働きながら大貴を支えて暮らしていた。長い間、変わることなく続いてきた兄妹の日常は、希の結婚話 … 続きを読む

井桁弘恵、幼少期のバレエの経験が今の「度胸」に 「バレエの魅力をもっと伝えたい」「SWAN -Ballet cross Reading-」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年8月28日

 ドラマ「そこから先は地獄」(日本テレビ)で主演を務め、映画『教場 Requiem』など数々の映画やドラマに出演、「おしゃれクリップ」(日本テレビ)ではMCも務める井桁弘恵。9月4日から上演される「SWAN -Ballet cross Re … 続きを読む

page top