エンターテインメント・ウェブマガジン
スネークの気持ちはよく分かります。最初は一方向からしかものを見られず、「裏切られるんじゃないか」と心配しているんですけど、だんだん仲間の思いに気付いて視野が広がり、チームワークがさらに高まっていくんですよね。そういう部分はすごく共感できました。
年を重ねるほど、自分の恥ずかしい部分や隠したい部分をさらけ出すには、覚悟が必要になってきますからね。そういうことも描いているのが、この作品のいいところです。バッドガイズのメンバーはそれぞれ性格が違うので、「誰が自分に近いだろう?」と当てはめながら見るのも面白いと思います。
まず、僕は当然、自分が演じたピラニアです。ウルフはセンターということで、橋本(良亮)。変装で七変化を見せるシャークは役者魂の強い戸塚(祥太)で、コンピューターに強いタランチュラがゲーム好きな五関(晃一)。スネークは黄色いのでツカちゃん(塚田僚一)ですね(笑)。
そうなんです。自分の中では勝手にお祝いを頂いたような気がしています(笑)。自分に新しいチャレンジというプレゼントを頂けたうれしさもありますし、ファンの皆さんも、僕の誕生日の月に、僕の出ている映画を見られるのは、幸せな時間じゃないかと思います。ちょうど35歳という節目を迎えるタイミングで、最高のプレゼントになりました。
(取材・文/井上健一)
映画2025年5月17日
-役作りをする上で気を付けたことはありましたか。 気を付けたことで言うと、子どもたちがメインで見るので、物語の展開もそうですけど、スピード感みたいなものは割と気を付けていました。あとは、「こうやって言ったら分かるよね」というような、押し付 … 続きを読む
映画2025年5月16日
『ノスフェラトゥ』(5月16日公開) 1838年。不動産業者のトーマス・ハッター(ニコラス・ホルト)は、自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)のもとへ向かう。 トーマスの不在中、彼の新妻エレン(リリー=ロー … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年5月16日
-ドラマ化が大ヒットを記録したこの作品をミュージカル化することにはどのような思いがありますか。 この作品をミュージカルにするのは、すごくハードルが高いのではないかと思ったので、驚きました。ストレートプレーで上演した方が、もっとダイレクトに … 続きを読む
映画2025年5月15日
-クリストファー・マッカリー監督の印象は? 今や彼は自分のおじさんのような存在なので「マッカリーおじさん」みたいな呼び方をしていますが、自分にとっては先生ですね。彼は演出だけではなくて指導力もとても優れています。自分が恵まれていると思うの … 続きを読む
映画2025年5月12日
ーところで本作は、研さんの9年ぶりの映画主演作だそうですね。 研 そういうことは全く頭になかったです。「何周年記念のお祝い」みたいなことがあまり好きではないんです。「何年やったからといって、何が偉いの?」と思ってしまって。自分が人間的に成長 … 続きを読む