戸塚祥太、市川海老蔵の印象は「歴史」 歌舞伎初挑戦で「伝統や歴史を肌で感じられた」

2022年2月18日 / 18:15

歌舞伎に初挑戦する戸塚祥太 (C)エンタメOVO

 「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」初日前会見&公開舞台稽古が17日、東京都内で行われ、出演者の市川海老蔵とA.B.C‐Zの戸塚祥太が登壇した。

 本作は、弁天小僧菊之助を含む5人から成る盗賊団の結成から捕縛までを描く歌舞伎の名作『青砥稿花紅彩画』を、立ち回りなどの見どころを生かしながら、新たな解釈で上演する。三池崇史監督が監修し、演出は日本舞踊の藤間勘十郎が担当する。

 歌舞伎初挑戦となる戸塚は「稽古がすごく早い。稽古に参加するための稽古が必要だなって思ったぐらい、稽古が『本番』なんです。脈々と受け継がれてきた伝統や歴史を肌で感じられたことが、僕の中で財産になりました」と振り返った。

 また、海老蔵の印象を「歴史です。海老蔵さんが見えを切るのを近い距離で見させていただいたときに、写楽の役者絵のままだったんです。ああいう絵はきっと誇張したり、盛って描いていると思っていたんですが、写楽たちが描いていたのは、実写だったんだって」と語った。

 一方、海老蔵は「さまざまなジャニーズの方と共演させていただきましたが、その中でも戸塚さんは飲み込みが早い。最初からいい意味でフラットで、自分はこうじゃなくちゃとか、格好良くしようというのがなく、スッと入ってくる」と評した。

 戸塚が所属するA.B.C‐Zはアクロバットが得意というイメージがあることから、本作でのアクロバットシーンについての質問が出た。

 戸塚は「(A.B.C‐Zは)名前にアクロバット・ボーイズ・クラブという意味が込められているのですが、それが先行してしまっていて、めちゃくちゃアクロバットができると思われているのですが、僕はそんなにできないんです。でも、今回はバク転をやらせていただいています」とアピールした。

 舞台は、3月6日まで都内・EXシアター六本木で、その後、福岡、大阪で上演。


芸能ニュースNEWS

メジャーリーグを舞台にした「Take Me Out」開幕  原嘉孝「精いっぱい考えながら演じていきたい」

舞台・ミュージカル2025年5月16日

 舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。  本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「メールですぐに連絡が取れる令和の時代に昭和が刺さる」「携帯がない時代の恋愛にドキドキする」

ドラマ2025年5月16日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「キャスト陣のリアルさあふれる訓練の様子は本当にすごい」「内野聖陽の暑苦しさが魅力。暑苦し過ぎて涙が出てくる」

ドラマ2025年5月16日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

「Dr.アシュラ」“朱羅”松本若菜と“ナオミ”小雪のWオペに反響 「動脈瘤と腕の同時手術がすごかった️」「ゾクゾクした」

ドラマ2025年5月15日

 松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む

「天久鷹央の推理カルテ」“鷹央”橋本環奈が手術室殺人の謎を解明 「2週にわたる伏線回収がすばらしかった」

ドラマ2025年5月14日

 橋本環奈が主演するドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(テレビ朝日系)の第4話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。  本作は、驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本環奈)が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)と医学的な知見と診断能力を武 … 続きを読む

Willfriends

page top