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そうなんですよ。一言しかせりふがないのに覚えていなかったり(笑)、自分もステージに上がっているのに共演者を見て笑ってしまったり、自分のせりふを忘れているのに急にアドリブを言ったり(笑)。でも、それも含めて、子どもたちや先生方がケラケラ笑ってくれたので、いい卒園の会になりましたし、いい思い出として残っています。
大人だからとか、お母さんだから、お父さんだから、先生だからって決して完璧ではないということは伝えようと思っていました。なので、失敗するところも、駄目なところも小さい頃から見せていました。時には、疲れていたり、ストレスがたまっていて、(子どもに)強い言葉をぶつけてしまうこともありましたが、そのときには後からきちんと謝る。私は等身大でいることが大事だと考えていました。素を隠しているよりも、そのままの自分を見せて、自分に悪いところがあれば謝ればいいんですよ。悪いと思ったら「ごめんね」と伝えるのも教育の一つだと思うので。
それから、子どもたちの前では、主人とのけんかは絶対に見せないようにしていました。「今日はけんかするぞ」という日は、母親にそれを伝えて子どもたちは実家に預けていました。子どもたちは親のいざこざには関係ないですから。だから、それは見せたくなかったんです。それは今でも徹底しています。
まずは自分が楽しんで演じなければいけないと思うので、お稽古から千秋楽まで、毎日、楽しみたいと思います。お芝居には、これが正解というものはないので、日々、いろいろと考えて、作品を楽しみたい、と。「まだ何かできるだろう」と常に上を目指して挑みたいと思っています。
(取材・文・写真/嶋田真己)
ざんねん系おもタメミュージカル「ざんねんないきもの事典 ~いきものたちの逆襲~」は、8月18日~28日に、都内・あうるすぽっとで上演。
公式サイト https://zannen-stage.com
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