浮所飛貴、先輩消防士役のSnow Man岩本照に胸キュン! 「岩本くんの目じりが下がる笑顔が優しくて、モエました」 映画『モエカレはオレンジ色』【インタビュー】

2022年7月7日 / 08:00

 Snow Manの岩本照が映画単独初主演する『モエカレはオレンジ色』が、7月8日から全国公開される。玉島ノンの同名漫画を映画化した本作は、岩本が演じる超シャイで真面目な消防士・蛯原と、生見愛瑠(めるる)が演じる“ぼっち”の女子高生・萌衣の不器用な恋を描く、胸キュンラブストーリー。公開を控え、蛯原の後輩消防士でムードメーカー的な存在の児嶋元気を演じた「美 少年」の浮所飛貴が、本作の見どころや胸キュンポイント、撮影時の裏話などを語ってくれた。

(C)2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会 (C)⽟島ノン/講談社

-少女漫画が原作ですが、初めて原作を読んだときの感想は?

 消防士は男の人から見ても、女の人から見てもカッコいいですし、そこに恋愛要素が入ってくるのは最強だなと思いました。消防士は人を助ける職業なので、火事などの現場に行くときと、女の子と話しているときの表情の違いが“ギャップもえ”みたいな感じで、読んでいる人はキュンキュンするんだろうなと思いましたし、僕もキュンキュンしました。

-児嶋元気というキャラクターの、どんなところを気を付けて演じましたか。

 児嶋くんは元気でパワフルなキャラクターなので、原作に近づけるように元気に演じようと思って撮影に臨みました。救助隊はチームで動いているのですが、その中でも一番後輩で年下の立場なので、先輩たちへの礼儀正しさだったり、ムードメーカーとして、みんなと明るく話して、いい空気を作ることを意識しました。

-役柄と似ている部分はありましたか。

 今まで演じた中で、一番自分に近いキャラクターだなと思いました。僕も元気なのですが、児嶋くんはすごく元気なので、浮所飛貴自体が、その元気さに負けちゃいけないなと思いましたし、自分よりも2倍、3倍元気な人でいられるように意識しました。逆に自分と近いからこそ、演じる上で、どこを自分と変えようかと考えるところが面白かったです。

-ファンの方に注目して見てほしいポイントは?

 児嶋元気というキャラクターの元気さと温かさというのは、僕なりの表現でできたと思うので、その温かさを感じ取ってほしいです。作品を通しての成長というところにも力を入れたので、児嶋の成長も見てほしいです。

-撮影現場は、どんな雰囲気でしたか。

 すごく明るくて温かい現場で、色で表すと、まさにオレンジ色の雰囲気でした。監督もスタッフさんも全員1チームになっていて、カメラが回っていないところでも、みんなで話をしたり、本当に同僚、仲間という感じでした。

-主演の岩本さんとは、現場でどんな話をしましたか。

 僕が消防士チームの中で一番年下なので、岩本くんから「現場の雰囲気を明るくしてほしい」と言われました。僕も自分が現場を明るくして全員をつなげられるようにしたいなと思っていたので、撮影が終わる頃に、岩本くんに「浮所の役目は完璧だった」と言ってもらえたのが、すごくうれしかったです。

-撮影時やオフタイムに、岩本さんにモエたり、胸キュンしたところは?

 岩本くんは、本当に優しくて終始モエました。撮影が春になりかけの頃で温かかったので、岩本くんに「日なたぼっこがしたいです」と言って外に連れ出して、上は半袖、下はオレンジの制服姿で、一緒にひなたぼっこをしながら、ほんわかした話をしたり。笑顔が優しくて、目尻が下がる感じが優しくて、岩本くんの優しさにキュンとしていました。

-岩本さんが演じた蛯原というキャラクターの印象は? 

 岩本くんが演じる蛯原さんが、役作り的にクールな感じだったので、「自分の思う蛯原像」というのをすごく考えて演じられているんだなと、近くで感じて、素直にカッコいいなと思いました。消防士の訓練シーンは、岩本くんの運動神経の能力の高さを垣間見られましたし、筋肉も見られましたし、本当にカッコよかったです。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

グイ・ルンメイ、真利子哲也監督「お互いが思い合うからこそすれ違う。でもそこには愛があるという家族の形を描きたかった」『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』【インタビュー】

映画2025年9月12日

 ニューヨーク・ブルックリンで暮らすアジア人夫婦を主人公に、息子の誘拐事件をきっかけに夫婦の秘密が浮き彫りとなり家族が崩壊していく姿を、全編NYロケで描いた『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が、9月12日から全国公開され … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(3)無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力

舞台・ミュージカル2025年9月12日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力 … 続きを読む

北村匠海 連続テレビ小説「あんぱん」は「とても大きな財産になりました」【インタビュー】

ドラマ2025年9月12日

 NHKで好評放送中の連続テレビ小説「あんぱん」。『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルにした柳井のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)夫婦の戦前から戦後に至る波乱万丈の物語は、ついに『アンパンマン』の誕生にたどり着いた。 … 続きを読む

中山優馬「僕にとっての“希望”」 舞台「大誘拐」~四人で大スペクタクル~の再始動で見せるきらめき【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年9月11日

 中山優馬が主演する舞台「大誘拐」~四人で大スペクタクル~が10月10日に再始動する。本作は、天藤真の小説「大誘拐」を原作とした舞台で、2024年に舞台化。82歳の小柄な老婆が国家権力とマスコミを手玉に取り、百億円を略取した大事件を描く。今 … 続きを読む

広瀬すず「この女性たちの化学反応は一体何なんだという、すごく不思議な感覚になります」『遠い山なみの光』【インタビュー】

映画2025年9月9日

 ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロが自身の出生地・長崎を舞台に執筆した長編小説デビュー作を、石川慶監督が映画化したヒューマンミステリー『遠い山なみの光』が9月5日から全国公開された。1950年代の長崎に暮らす主人公の悦子をはじめ、悦子 … 続きを読む

Willfriends

page top