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Snow Manの岩本照が映画単独初主演する『モエカレはオレンジ色』が、7月8日から全国公開される。玉島ノンの同名漫画を映画化した本作は、岩本が演じる超シャイで真面目な消防士・蛯原と、生見愛瑠(めるる)が演じる“ぼっち”の女子高生・萌衣の不器用な恋を描く、胸キュンラブストーリー。公開を控え、蛯原の後輩消防士でムードメーカー的な存在の児嶋元気を演じた「美 少年」の浮所飛貴が、本作の見どころや胸キュンポイント、撮影時の裏話などを語ってくれた。
消防士は男の人から見ても、女の人から見てもカッコいいですし、そこに恋愛要素が入ってくるのは最強だなと思いました。消防士は人を助ける職業なので、火事などの現場に行くときと、女の子と話しているときの表情の違いが“ギャップもえ”みたいな感じで、読んでいる人はキュンキュンするんだろうなと思いましたし、僕もキュンキュンしました。
児嶋くんは元気でパワフルなキャラクターなので、原作に近づけるように元気に演じようと思って撮影に臨みました。救助隊はチームで動いているのですが、その中でも一番後輩で年下の立場なので、先輩たちへの礼儀正しさだったり、ムードメーカーとして、みんなと明るく話して、いい空気を作ることを意識しました。
今まで演じた中で、一番自分に近いキャラクターだなと思いました。僕も元気なのですが、児嶋くんはすごく元気なので、浮所飛貴自体が、その元気さに負けちゃいけないなと思いましたし、自分よりも2倍、3倍元気な人でいられるように意識しました。逆に自分と近いからこそ、演じる上で、どこを自分と変えようかと考えるところが面白かったです。
児嶋元気というキャラクターの元気さと温かさというのは、僕なりの表現でできたと思うので、その温かさを感じ取ってほしいです。作品を通しての成長というところにも力を入れたので、児嶋の成長も見てほしいです。
すごく明るくて温かい現場で、色で表すと、まさにオレンジ色の雰囲気でした。監督もスタッフさんも全員1チームになっていて、カメラが回っていないところでも、みんなで話をしたり、本当に同僚、仲間という感じでした。
僕が消防士チームの中で一番年下なので、岩本くんから「現場の雰囲気を明るくしてほしい」と言われました。僕も自分が現場を明るくして全員をつなげられるようにしたいなと思っていたので、撮影が終わる頃に、岩本くんに「浮所の役目は完璧だった」と言ってもらえたのが、すごくうれしかったです。
岩本くんは、本当に優しくて終始モエました。撮影が春になりかけの頃で温かかったので、岩本くんに「日なたぼっこがしたいです」と言って外に連れ出して、上は半袖、下はオレンジの制服姿で、一緒にひなたぼっこをしながら、ほんわかした話をしたり。笑顔が優しくて、目尻が下がる感じが優しくて、岩本くんの優しさにキュンとしていました。
岩本くんが演じる蛯原さんが、役作り的にクールな感じだったので、「自分の思う蛯原像」というのをすごく考えて演じられているんだなと、近くで感じて、素直にカッコいいなと思いました。消防士の訓練シーンは、岩本くんの運動神経の能力の高さを垣間見られましたし、筋肉も見られましたし、本当にカッコよかったです。
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