エンターテインメント・ウェブマガジン
品川 水野さんが演じられたイングリドは、ある意味、老婆みたいな役なのですが、水野さんが衣装を着て西洋のような街並みに現れたときに、立ち姿がカッコ良くて。作り込んで若作りをしないのに、こんなにきれいってすごいなというのが一番にきました。説得力がありながらも、きれいという等身大の魅力にあふれた方だなと思います。
大谷 撮影時に気に入った料理を家で挑戦しました。シーズン1の撮影現場でタコのアヒージョを食べて「これはうまい」と思ったので、台本のレシピ通りに作ってみたのですが、温度なのか何なのか、家ではうまくできなかったです(笑)。
品川 僕は異世界チームの役者の皆さんには「舞台だと思ってやってください」と話して演じてもらっています。ドラマなのに舞台のような腹式の発声でデフォルメしたお芝居をしてもらって、「異世界」感を出しているので、料理やアクション、ユーモアの部分も含めて、ある意味珍しいドラマだと思います。
大谷 調理場を挟んだ居酒屋チームの僕と武田さんは、品川さんに「ドラマだと思って演じてください」と言われているので、僕としては調理場から、異世界チームの客席を観劇しているような気持ちで、お客さん目線になれるところがリアリティーがあるなと思います。異世界側の人間たちを見ているのは魅力があって楽しいので、映像を通して、この面白さが伝わればいいなと思います。
(取材・文・写真/小宮山あきの)
『WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋「のぶ」Season2~魔女と大司教編~』は、毎週金曜午後11時からWOWOWプライム、WOWOW4Kで放送中(全10話)[第1話無料放送]。WOWOWオンデマンドでは各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信中[無料トライアル実施中]。
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む