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清水 僕はもう、いろんな所に行き過ぎていて、分からないです(笑)。しかも、どこへ行こうがこういう絵を撮りたい、こんな人物がこんな間合いで…といった妄想が先にあるので、上から人が落ちてくるとか。
大谷 お仕事モードになっているんですよね。
清水 だから、その妄想を具現化するために意識が動いているので、何か起こっても「ネタになるかな? いい予兆かも」と捉えてしまう。霊のせいで何か災いが…とか、そういう発想にならない。でも犬鳴トンネルは本当に怖かったです。坪野鉱泉も、夜はやっぱり怖いんですよ。普段来ない場所なのにロケ隊がワーッと来て、お弁当を食べたりもしている。よく見ると木がモゾモゾと動いているんです。野生の猿だった。においに反応したんだと思うけど、うじゃうじゃいた。あれは怖かった(笑)。
大谷 ハハハ、違う怖さですね。
清水 でも、夜は莉子ちゃんも、2人とも怖がっていたよね。
大谷 怖かったです。夏だったので、急に雨が降ったりやんだりして。一瞬ピタッと音が全くしなくなったと思ったら、急に風が吹いてきて木がざわざわしだしたり。空気が張り詰める瞬間を何回か感じました。坪野鉱泉は落書きが多いんです。莉子ちゃんが「それが浮かび上がってくる」とか言い出して。お願いだから疲れであってくれと私は思いました。
清水 ハハハハハ。言ってくれればスタッフが病院に連れて行ったのに(笑)。
清水 シリーズものとはいえ全部独立した話なので、前の作品を見ていなくても楽しめるし、一般向けのG指定なので、老若男女、できれば劇場で見てもらいたいです。当たり前ですが、映画というのはどんな映画監督も音も絵も劇場用に作り上げているので。過去2作も「ホラーが苦手」「絶対見ない」と言っていた知り合いから「目が覚めた」「ホラー愛が分かった」などの声を頂いていて、好きな方はもちろん、今回もそういう苦手な方にも見ていただけたらなと思います。楽しむ幅を広げてもらえたらと。
大谷 インターネットで配信している女子高生の役で、映画の中にはネット向きのアキナしか映っていないんですけど、学校や家にいるときには違うアキナがいて、そういう姿はSNS時代にはみんなが持っている。そういうもう一人の自分と向き合う作品にもなっていて、主演のKoki,ちゃんも一人二役をされているように、誰にでももう一人の自分と向き合うときが来たと思わせてくれるような、すごく怖い映画だと思います。
清水 素晴らしいPR。百点!
(取材・文・写真/外山真也)
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