【インタビュー】「怖い絵本 シーズン4」板垣李光人「ジワジワと後に残る怖さが感じられます」

2021年12月27日 / 12:13

-ところで、2021年は板垣さんにとってどんな1年でしたか。

 主演ドラマだったり、2回目の大河ドラマだったり、いろいろな仕事をさせていただきました。役柄としても幅広い役を演じさせていただいて、役者としても、表現者としてもさまざまな経験をさせていただき、成長できた1年だったと感じています。

-どんなところが成長したと感じていますか。

 「ここは今から倫理です。」というドラマでは、愛着障害を持つ役を演じさせていただきました。その役を演じたことで、SNSなどを通して、作品とそうした特性を抱える人たちをつなぐことができる立場なんだということを感じました。この作品、この役を通して、役者としての自覚が芽生え、芝居に対しての思いがより強くなったと思います。

-2022年はどんな年にしたいですか。

 来年は20歳になります。10代からその先へと続く大きな節目だと思うので、改めて一つ一つ、自分の表現を自分らしく、やっていきたいと思います。それから、お酒にも興味はあるので、ぜひ詳しい方に連れていってもらいたいと思います(笑)。

-放送を楽しみにしている人たちにメッセージを。

 この番組は、恐怖の実態が見えないところが怖いところだと思います。恐怖の残り香だけがそこにあって、ジワジワと後に残る怖さが感じられます。ドラマパートと絵本の朗読パートでは、シチュエーションも時代も違うのに、リンクしていくところも面白いので、放送を楽しみにしていただけたらと思います。

(取材・文/嶋田真己)

「怖い絵本 シーズン4」「えほん遠野物語かっぱ」 (C)NHK

 「怖い絵本 シーズン4」は、1月7日22時30分からNHK Eテレで放送。

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

丸山隆平「きっと誰も見たことがないものになる」 舞台「water」で挑む半自伝的世界【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月14日

 丸山隆平と、演劇団体マームとジプシーの主宰を務め、劇作家・演出家として注目される藤田貴大が企画し、作り上げる舞台「water」が9月27日から上演される。本作は、丸山の記憶の断片を散りばめながら、藤田の視点で見つけた京都という土地、そして … 続きを読む

倉悠貴 豊臣兄弟を支える軍師・黒田官兵衛を好演中「最後までしっかり演じ切りたい」【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年9月13日

-本作では戦国時代の過酷さが描かれる一方で、ユーモアのあるシーンも多いですが、その辺もお二人が空気感を作っているのでしょうか。  その点は、お二人と一緒に現場を引っ張ってくださる蜂須賀正勝役の高橋努さんの存在も大きいです。この作品は、戦国時 … 続きを読む

安田章大、『髪結いの亭主』の初めての舞台化に「人間たちの退廃感がより響くのではないか」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月9日

 1990年に公開されたパトリス・ルコント監督の代表作『髪結いの亭主』が、安田章大主演で初めて舞台化される。原作となる映画は、一人の男の純粋で偏愛的な恋心を描いたフランス映画の傑作。今回の舞台化では、原作映画を大胆にアレンジし、物語を195 … 続きを読む

【映画コラム】8月の公開映画から

映画2026年9月4日

「ミニオンズ&モンスターズ」(8月7日公開)★★★ 映画のパロディーが満載  最強最悪のボスを求めて旅を続けるミニオンズがたどり着いたのは、1920年代のハリウッド。西部劇の撮影に乱入したことから映画スタジオに入り込み、人気スターと … 続きを読む

山口馬木也 柴田勝家の最期は「不思議な体験でした」【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年8月30日

-劇中では、秀長と秀吉に対する「認めたくないが、認めざるを得ない」という勝家の複雑な心情が見事に表現されていました。秀吉役の池松壮亮さんとのお芝居はいかがでしたか。  仲野太賀さんと池松壮亮さんは、周囲に対する気配りを欠かさない素晴らしい俳 … 続きを読む

page top