【インタビュー】「バナナマンのせっかくグルメ‼︎」SP! 設楽統×日村勇紀「新たな方法で番組に広がりを作れたという意味では、すごくよかった」

2021年12月29日 / 08:00

 バナナマンの設楽統と日村勇紀がMCを務める「バナナマンのせっかくグルメ‼︎」は、日本各地で地元の人たちに聞き込み調査をし、絶品グルメを食べていく番組。番組愛の強い2人に、コロナ禍で起きた変化や、今後の展望などについて聞いた。

設楽統(左)と日村勇紀(写真/松井伴実)

-コロナ禍で、人との直接的な接触ができなくなり、移動制限ができるなど、ロケ番組である「せっかくグルメ‼︎」はさまざまな変化を強いられてきましたね。

設楽  この番組は、ロケに行って地元の方に聞き込んで、お店でご飯を食べることから始まるから、最初は「どうするの?」って感じだったよね。

日村 うん。ロケができないんじゃ、始まらないもんね。

設楽 そんな中で番組のスタッフさんたちがすごく考えて、“聞き込み日村ロボ”を使って遠隔でリモート取材をしたり、お店に行かないでも食べられるような方法を考えてくれて。そして、むしろロボットがあることによって、「せっかくグルメがうちの街にきたぞ」ということがひと目で分かったりしてね。

日村 あれが番組の宣伝にもなったし、ロボの登場はデカかったです。あのロボがいれば、ゲストの方もどこからでも参加できる。間違いなく、番組に広がりが作れた出来事だったと思います。

-番組の変化という意味では、コロナだけではなく、放送時間帯の変遷も当番組ならではです。特別番組放送を経てレギュラー化し、約7年の月日がたちました。

設楽 「せっかくグルメ‼︎」はさ…嫌われものだったみたい(笑)。

日村 一体、何時にやればこの番組は長く続くんだっていうぐらい、いろいろな時間帯に放送してきましたから。昼間やって、夜やって、深夜もやって、何なら大みそかも放送しましたから(笑)。これだけ渡り歩いている番組、他にないなって。その分、いろんな層の方に知ってもらって本当に有り難かったなと思います。

設楽 最初は日曜夜8時枠って他局も強敵だらけの“死の枠”といわれていましたけど、優秀なスタッフさんたちに助けられてやっと安住の地を見つけました。

-日曜夜のゴールデン枠での放送に加えて、日曜の早朝には「早起きせっかくグルメ‼︎」の放送も今年からスタートしました。1日に2枠の放送という新たな広がりも見せていますね。

設楽 「早起き~」の方は、スタッフさんがいろいろ仕掛けてきて、お互いのやりたい企画や意見がすごく反映されやすい番組だなと。言ったことがすぐ企画になるので、うかつなことは言えない(笑)。例えば、「コーヒーゼリー好きなんだよね」って言ったら、すぐコーヒーゼリー調べに行ってくれたりとかして。「早起き~」の放送はそういう側面があります。

日村 こっちの放送はゲストもいないので、なるべくバナナマンの2人でしゃべっていたいという思いがあります。食べ物の写真を見て話すコーナーとかは、僕らのトークだけが流れるから、ラジオっぽさもあって楽しいですし。2人でしっかりしゃべれる場所ってこの番組とラジオしかないから、そういうところも楽しんでいます。

-ゴールデン枠の放送も、少しずつ以前のような形を取り戻しつつありますが…。

設楽 日村さんと地元の方とのやりとりには、よく奇跡が生まれるので、直接インタビューして触れ合える日々に戻ってもらえればいいなと思います。あとは、移動制限があって遠くまで行けなかったから、また遠くのグルメを見付けに行けたらいいよね。ただ本当にびっくりするのは、これだけいろんなところに行ってても、知らないものが山ほど出てくること。おいしいものや、同じ食べ物でも違う食べ方をしたりとか、いろいろ発見があるから楽しいんだよね。

日村 そうですね。今もう何カ所行ったのかは分からないですけど、とりあえず全都道府県を制覇してみたいです。もう半分ぐらいは行ったかな?

設楽 もっと行ってるんじゃない?

日村 それが意外と行ってないんだよね。例えば岡山とか、俺が行ってなかったところなんて山ほどあるよ。

設楽 えー! 意外だなぁ。

日村 コロナが終わってくれたら、このまま通常運転しながら日村ロボも生かしつつやっていきたいなと。前に戻りながらも今のいいところもちゃんと残して、よりパワーアップしていきたいです。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

ドラマ「LOST10」脚本・奥寺佐渡子×監督・塚原あゆ子 横浜流星と小栗旬が演じるバディの魅力と制作の舞台裏を語る【インタビュー】

ドラマ2026年10月16日

 横浜流星が主演する金曜ドラマ「LOST10」が、16日22時からTBS系でスタートする。大河ドラマ以来の民放連続ドラマ出演となる横浜が、映画『国宝』の脚本家・奥寺佐渡子と再タッグ。「Nのために」「最愛」などを手掛けた塚原あゆ子監督、新井順 … 続きを読む

磯村勇斗「吉田監督の世界に入れることが楽しみでした」吉田恵輔監督「磯村くんは思考が自分に近い」初顔合わせの舞台裏『mentor』【インタビュー】

映画2026年10月15日

 かつて、花火遊びをきっかけにアパートを全焼させてしまった2人の少年、龍之介(磯村勇斗)と拓海(末澤誠也)が15年ぶりに再会。さらに、その火事で大火傷を負い、妻子を失った被害者・埜本(綾野剛)と交流する中で、2人は運命を狂わせていく…。   … 続きを読む

キタオ・サクライ監督「自分が夢中になってプレーしていた、子どもの頃の高揚感を生かしたいと思いました」『ストリートファイター/ザ・ムービー』【インタビュー】

映画2026年10月15日

 1993年。かつて共に天才格闘家として名をはせたリュウとケンは兄弟のような存在だったが、ある理由から疎遠になっていた。そんな彼らの前に謎の女性格闘家・春麗が現れ、「ワールド・ウォリアートーナメント(世界格闘王決定戦)」の招待状を差し出す。 … 続きを読む

山下幸輝、初めての舞台出演への思い「踏み込んで挑戦しよう」 福田雄一演出のコメディーで「笑わせたい」ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月15日

 山下幸輝が出演する、ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」が、2027年1月からEXシアター有明で上演される。本作は、イギリスの国民的人気コメディ・グループ、モンティ・パイソンの「アーサー王伝説」をベースにした映画『モンティ … 続きを読む

西川美和監督、小八重葵美「子どもたちが本当にみずみずしくて素晴らしいので、ぜひそれを映画館に見に来ていただきたいと思います」『わたしの知らない子どもたち』【インタビュー】

映画2026年10月15日

 戦争で家族と日常を奪われた12歳の少女・琴子は、生き延びるため自らの性別を隠し、少年として生きることを選ぶ。西川美和が原案・脚本・監督を務め、戦後の日本で家族を失い社会からこぼれ落ちた子どもたちを題材に描いた『わたしの知らない子どもたち』 … 続きを読む

page top