エンターテインメント・ウェブマガジン
藤井 去年はいろんな人が、「映画を守ろう」と声を上げていました。その中で、監督という仕事をしている自分は、そこに共鳴するだけでなく、どんな行動を起こせるかを考えていたんです。そんなとき、このお話を頂いたので、すごくうれしかったです。自分からアクションを起こす、背中を見せる、という意味で参加できましたから。それと同時に、責任も感じました。
藤井 10年前の震災でも社会の機能がストップしたことがありましたが、今回も同じように、僕らの業界でも仕事を失った人たちがいます。クリエーティブな表現が思うようにできないという問題もありますが、まず最優先すべきは、生きること。「用意」「スタート」「OK」「NG」という言葉に生活を懸けているスタッフたちが、どう生きていけるのか。そこに対しての危機感を、この1年ですごく持ちました。やっぱり、このままじゃ駄目で、もう一度同じようなことが起きたとき、自分たちがサポートできるように準備すべきだろうなと。
ロン 大好きな言葉です。今はコロナの時代で、以前は当たり前だったことが、当たり前でなくなり、たくさんの方がいろんなものを失いました。私も旅行には行けませんし、家族にもずっと会えていません。でもきっと大丈夫。明日に向かって、前を向いて頑張っていこうと。そんな私の思いが、この言葉には込められています。そういう意味で、この映画も喪失にまつわるお話なので、皆さんに共感していただけるすてきな作品になったと思います。
(取材・文・写真/井上健一)
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