エンターテインメント・ウェブマガジン
うーん…タイトルにあるように「心中」のお話なので、どちらにもあまり共感はできないかな(笑)。当時は、選択肢も少なく、生きるか死ぬかということがもっと身近だったからこそ、「心中」ということもあり得たのかもしれませんが、今の時代では、なかなかその選択肢を選ぶことはないですよね。ですが、今回は、お亀という人物を通してこの作品を見ているので、やはりお亀と与兵衛の恋には特別な気持ちがあります。きっとこういう人物たちが本当にいたんだろうなと思える人物描写がされているので、本を読みながら2人の恋を応援したくなりました。
今は、いろいろと苦しい時代ですが、そういう中でも、相手の支えになれたらいいなと思います。不安がある中でも、お互いに安心できる場所だと思える関係がすてきだと私は思います。
何度も上演されてきた作品ですが、今回は音楽をスチャダラパーさんが担当されたりと、これまでとはまた異なる形になっていると思います。長塚さんの演出によって、一人一人の役が生き生きと舞台上に現れ、その時代のその時間が舞台に出現すると思います。今の時代と通じるような、大変な世の中を生きる人たちが、苦しいことがあっても一生懸命に明るく生きている姿が見られます。その中で、生きるエネルギーが爆発したような二つの恋が切なく描かれます。何か伝わるものがあると思うので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「近松心中物語」は、9月4日~20日にKAAT神奈川芸術劇場(ホール)ほか、北九州、豊橋、兵庫、牧方、松本で上演。
映画2026年5月22日
-この話は、佐藤さんだからこそ出てきたものだという感じはありましたか。 多分、この山田太郎というのをこんなふうに演じてみたいというところから始まったんだと勝手に思います。そこからストーリーを膨らませていったり、いろいろと作っていったのかも … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年5月22日
宮野真守と神山智洋(WEST.)が出演する、2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」が、6月12日から上演される。本作は、脚本に劇作家の福原 … 続きを読む
ドラマ2026年5月21日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月17日に放送された第19回「過去か … 続きを読む
映画2026年5月21日
-解答者役の人たちはいかがでしたか。 彼らも、ある意味バチバチでした。例えば、玉山(鉄二)くんがきっちりやると、次に出てくる人に、自分はもっと面白くやってやろうというスイッチが入ります。みんな真面目な人だから、負けないようにやるんです。そ … 続きを読む
映画2026年5月21日
-本作は長崎地方が舞台でしたが、最近、地方色が強い映画が多いと思います。その辺りはどう感じますか。 川島 もし自分が旅行で行くとしても、ここは見つけられないかもって思うような場所でも撮影したので、普段見られない景色や美しい景色を見られたこと … 続きを読む