松田龍平、芥川龍之介役に挑戦 「ウィキペディアをたくさん見た」

2019年11月27日 / 15:45

 スペシャルドラマ「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」の試写会が27日、東京都内で行われ、芥川を演じた松田龍平が出席した。

 本作は、約100年前、新聞社の特派員として上海に渡った芥川龍之介(当時29歳)の姿を、彼の紀行文「上海游記」などを基に描いたもの。

 松田は、完成作について「とても見応えがあって満足しています」と笑顔を見せ、「すてきな経験をさせていただいた。100年前の上海にタイムスリップしたような気持ちでやらせてもらいました」と撮影を振り返った。

 スタッフの9割は中国人で、およそ180人もいたという。松田は「とにかく中国スタッフの方たちはパワーがすごい。現場でずっと叫んでいるような。最初はそれに日本人スタッフもドキドキしながらやっていましたが、影響を受けて声を出し、声をからしたスタッフがいたぐらい」とエピソードも披露した。

 松田は「『いい作品を作りたい』という一つの目的の下、協力しながら言葉の壁も悠々と超えていった。僕も(共演は)中国の役者さんがほとんどでしたが、とにかく素晴らしい環境でやらせてもらいました」と語った。

 一方「なじみのある芥川作品は?」と問われると、「僕の中ではあまりなじみがなかったというか。今回ウィキペディアをたくさん見ながら、知ろうと思って。本当にそれぐらい。恥ずかしいですけど」と照れながら明かした。

 続けて「ただ芥川の人生の中でも、ほんの短い旅の話なので。短くて、それでいて濃厚な上海の旅を演じることができたのは、僕にとっては大きな収穫だったと思う。今はポジティブに考えています」と話した。

 ドラマは、12月30日午後9時からBS8K・BS4K、NHK総合で3波同時放送ほか、国際放送も行う。


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