松田龍平「年々、一目ぼれの頻度が増えている」 田中哲司、20代の役柄に「これはやばいぞ」

2021年7月20日 / 17:16

傘屋与兵衛役の松田龍平

 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「近松心中物語」制作発表記者会見が20日、横浜市で行われ、出演者の田中哲司、松田龍平、笹本玲奈、石橋静河、演出の長塚圭史が登壇した。

 本作は、劇作家の秋元松代が、近松門左衛門の「冥土の飛脚」をベースに、他の作品の要素も加えて描いた物語を、同所の新芸術監督・長塚の演出で上演する。元禄の大坂を舞台に、遊廓・新町に咲いた境遇の違う二つの恋を描く。

 亀屋忠兵衛を演じる田中は「忠兵衛という役は本当にハードルの高い、心して挑まねばいけないと思う役。(役の)年齢も20代ということですが、僕、今、55歳なんで、これはやばいぞと感じました。でも、今日、キャストの皆さんと会って、心強いと感じました。圭史くんの芸術監督第1弾目なので、いい作品にしてお祝いしたいと思います」と語った。

 傘屋与兵衛役の松田は「長塚さんとは3回目ですが、そのうち1回は哲司さんとご一緒させてもらっていたので、今回、めちゃくちゃ心強いなと思いながら楽しみにしています。これから稽古を重ねて、少しずつ与兵衛の人柄が出てきたらいいなと思います」とあいさつした。

 また、忠兵衛と笹本が演じる遊女・梅川が一目ぼれで恋に落ちるという設定にちなんで、一目ぼれをしたエピソードを聞かれた松田は「年々、一目ぼれの頻度が増えているような気がします。若いときは、女性にしか一目ぼれしなかったけど、今は、おいしそうなご飯とか、道端に咲いているかわいい花とか、いろいろ見ちゃう。そういう意味ではいろいろな一目ぼれをするようになったなって思います」と明かした。

 舞台は、9月4日~20日、KAAT神奈川芸術劇場ほかで上演。

(左から)笹本玲奈、田中哲司、松田龍平、石橋静河

 


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」

ドラマ2025年12月16日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たち … 続きを読む

Willfriends

page top