【インタビュー】映画『サマーフィルムにのって』河合優実「好きなことにのめり込んでいくのは素晴らしいと感じてもらえたらすてきだな」 祷キララ「前向きな気持ちになれるポイントがたくさんある映画」

2021年8月4日 / 13:31

-主役のハダシを演じた伊藤万理華さんは少し年上ですが、今回は同級生役でした。どんな印象でしたか。

河合 今回、初めてお会いしましたが、画面に映っている万理華ちゃんを見ていると、ころころと変わる表情も含めて、少年のようにも、少女のようにも見えました。ご本人のオーラや役作りもあるかもしれませんが、モニターから見ているとハダシにしか見えなくて。こんなにぴったりな役があるんだと思いました。とてもみずみずしい感じがしました。

 幼なじみの役だけど、年齢が少し離れていることもあって、言葉遣いに迷っていました。すると、伊藤さんの方から「普通にしゃべっていいよ」と言ってくれたり、「ご飯一緒に行こうよ」とか、距離を縮めようとしてくれたので、とてもやりやすくなりました。撮影では、伊藤さんの声を聞くだけで、ハダシとしての思いがこもっていると感じて、それに触発されたところもありました。伊藤さんがハダシを演じてくれたことで、物語にスピードが付いたと思うし、ハダシ、ブルーハワイ、ビート板の関係性を築く上でも、伊藤さんの存在が本当に大きかったと思います。

-最後に、この映画の見どころ、セールスポイントなど、観客への一言をお願いします。

河合 ハダシのモチベーションになっているのは、青春を楽しんでいる人たちに対しての「何くそ」と思う気持ちです。だから、今、自分がセンターにいるとは思えない人にも、好きなことにのめり込んでいくのは素晴らしいと感じてもらえたらすてきだなと思います。

 この映画は、出演した人たちが持っているいろいろな魅力が、それぞれが違う個性を持った役にすごくハマっていて、それを見るのがとても楽しいと思います。純粋に何かが好きという気持ちを持ったキャラクターがたくさん出てくるので、映画は楽しい、好きなことがあるって素晴らしいなと、前向きな気持ちになれるポイントがたくさんある映画だと思います。

(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2021「サマーフィルムにのって」製作委員会

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

舞台「キングダムII ―継承―」三浦宏規・高野洸・山本千尋・山口祐一郎、「死力を尽くさなければいけない」作品に再び挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月12日

 累計発行部数1億2000万部を突破した、原泰久による大ヒット漫画を原作とした舞台の第2弾となる「キングダムII ―継承―」が、8月9日から上演される。本作は、苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の少年・信と、のちの始皇 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第22回「播磨大誤算」戦国の世の難しさを印象付けた播磨攻略戦【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年6月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。小一郎と秀吉が播磨攻略に難渋する様子を描いた6月7 … 続きを読む

山本耕史、「RENT」に続き全編英語上演に挑む「ゼロからのスタートだけどやるしかない」 日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月11日

 山本耕史が、ゆりやんレトリィバァとブロードウェイで活躍するキャストとともに挑む、日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」が、8月19日から上演される。本作は、1997年に映画をもとに誕生し、トニー賞作品賞を含む9部門にノミネー … 続きを読む

吹越満 俳優になった理由は「映画に出たかったから」昭和の文豪・谷崎潤一郎原作の『鍵』で主演【インタビュー】

映画2026年6月10日

-久しぶりの主演作を経験し、お芝居について改めて気づいたことはありますか。  今後は、今までとは違うお芝居のアプローチに挑戦していってもいいのかな、と考えるきっかけになった気がします。現場で「ああすればよかった」、「こうすればよかった」とい … 続きを読む

【映画コラム】5月の公開映画から

映画2026年6月5日

『サンキュー、チャック』 (5月1日公開)★★★ チャックとは一体何者なのか  大規模な自然災害と人災が次々と地球を襲い、世界は終わりを迎えつつあった。すると、街頭やテレビ、ラジオに突如として、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい … 続きを読む

page top